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
2024年11月29日、仮想通貨DEX「Hyperliquid(ハイパーリキッド/ハイリキ)」のネイティブトークンとして発行された「HYPE」は、エアドロップ及びその後も価格は上昇しているため、多くの人が関心を寄せている注目度の高い仮想通貨銘柄です。
ただ、ビットコインやイーサリアムと比較するとまだまだ知名度が低いため、どうやって購入すればいいのかや、購入するにも将来性に不安はないのかなどといった疑問を持っている方も少なくないようです。
そこで今回は、そんなのHYPE【Hyperliquid】の買い方を中心に、基本情報や特徴などを詳しく、わかりやすく解説していきます。
CEXと遜色ない速度と取引コストを実現!HYPEとはどんな仮想通貨?

プロジェクト名称 | Hyperliquid(ハイパーリキッド) |
---|---|
トークン名称 |
Hyperliquid(ハイパーリキッド) |
ティッカーシンボル |
HYPE |
基盤ブロックチェーン |
Hyperliquid L1 |
発行日 |
2024年11月29日 |
総供給量 |
1,000,000,000 HYPE |
管理者 |
Hyper Foundation |
公式HP |
https://hyperliquid.xyz/ |
公式Xアカウント |
https://twitter.com/HyperliquidX |
HYPEとは、永久先物取引と現物取引を提供しているDEX(分散型取引所)である「Hyperliquid(ハイパーリキッド)」のブロックチェーンで使われることを目的として作られた、Hyperliquid独自の仮想通貨銘柄です。
2024年11月29日、流動性を高めHyperliquidでの活発な取引促進を目的として実施された「AirDrop(エアドロップ)」を通じ、初めて多くのユーザーに配布されて初めて日の目を見た新進気鋭の仮想通貨銘柄で以下のような特徴・役割を持っており、今後の価格変動や投機・投資対象としての将来性などに注目が集まっています。
HYPEを日本から購入するにはETHが必要です。まず コインチェックに登録し、ETHを準備しましょう。
急成長の可能性を秘めたHYPE(Hyperliquid)の成り立ちと特徴
仮想通貨HYPEは、ハーバード大学出身のジェフ・ヤン氏が2022年に創設した、分散型の仮想通貨デリバティブ取引所プラットフォームである「Hyperliquid」のネイティブトークンとして、2024年11月29日16時30分に公開されました。
ビットコインのように既存のブロックチェーンに依存せず、独自のHyperliquid L1チェーンを採用し、取引所で取引の注文を一覧表示する「オンチェーンオーダーブック」という仕組みと、「PoS(※)アルゴリズムを組み合わせることで、 中央集権的取引所(CEX)と同等の注文速度と高い透明性・耐改ざん性を実現しているのが特徴です。
※PoS・・・プルーフ・オブ・ステーク(Proof of stake)の略称。ブロックチェーンネットワークのコンセンサスアルゴリズムの一つで、ランダムに選ばれたバリデーターがブロックチェーンにネイティブネットワークのトークンをロックし、ブロックを生成・承認する仕組みを指す。
HYPE(Hyperliquid)の役割は主に4つ
Hyperliquidコミュニティーによる、Hyperliquidのための仮想通貨と言えるHYPEの主な役割は、以下の4つになります。
プラットフォーム運営・ガバナンスへの参加
HyperliquidのネイティブトークンであるHYPE保有者は、Hyperliquidプラットフォームの開発や、重要な変更点に関する意思決定へ投票する権利が与えられます。
つまり、HYPEを購入し保有すればHyperliquidプラットフォームの管理・運営・コントロールなどといった「ガバナンス」に携わることができ、それによって分散型取引所らしいコミュニティ主導のスピード感のあるプラットフォーム運営が実現しているというわけです。
Hyperliquid取引時の手数料決済手段
入金手数料 | 無料(ガス代にETHが必要) |
---|---|
出金手数料 | 一律2 USDC |
最低出金額 | 10 USDC |
取引手数料 | Maker(成行注文):0.010% / Taker(指値注文):0.035% |
仮想通貨HYPEは、分散型取引所Hyperliquid上で様々な取引を行う際に発生する手数料の決済手段としての役割を持っています。
何また、決済手段としてHYPEを使うことで、各種取引手数料を大幅に節約できる仕組みになっています。
なお、入金時にかかる「ガス代(※)」は、仮想通貨HYPEで決済することができないため、分散型取引所Hyperliquidへ取引用の資金(USDTなど)を入金するときは、一定量のETHを用意しておく必要があります。
※「ガス代」・・・ブロックチェーン上の取引の際に発生する手数料のこと。イーサリアムのブロックチェーンでは、トランザクションの認証作業にかかる手数料を「ガス代」と呼び、ガス(処理の量)とガスプライス(1gas当たりのETH価格)によって計算される。
HYPEをステーキングした際の報酬
ステーキング開始日 | 2024年12月30日 |
---|---|
Total Staked | 430,039,581(2025年2月現在) |
ステーキングとは、特定の仮想通貨を一定期間保有し続け、ブロックチェーンネットワークに預けることにより、その運営やセキュリティ体制を支える資金とする仕組みのことで、仮想通貨を預けたユーザーはその見返りとして、新規発行されるHYPEや取引手数料収益の一部から「報酬」が支払われます。
分散型取引所Hyperliquidにおいては2024年12月30日に実装され、2025年2月時点ですでに「430,039,581トークン(約97.6億ドル)」ものステーキングが集まっており、その影響で時価総額も一気に膨らみました。
HyperliquidプロジェクトおけるAirDrop(エアドロップ)
エアドロップ実施日 | 2024年11月29日 |
---|---|
配布ウォレット数 | 約9.4万ウォレット |
配布枚数 | 総供給量の31%(3.1億枚) |
特定の条件を満たしたユーザーに対し、新しいトークンを無料配布することによってプロジェクトそのものの認知度・知名度を広めつつ、プロジェクトとそのユーザーが深く依存・共存し合って互いの価値を高めていく、エコシステム拡大を目的とした取り組みを「AirDrop(エアドロップ)」と言います。
Hyperliquidプロジェクトは、2024年11月29日に約9.4万ウォレットを対象として、総供給量の31%にあたる「3.1億枚」のHYPEを無料配布する、非常に大規模なエアドロップを実施しており、これによりたくさんの「億り人」が誕生しました。
つまり、仮想通貨HYPEはエアドロップ実施時の「報酬」としての役割を持っているわけですが、Hyperliquidプロジェクトの運営側はエアドロップを含むコミュニティ発展に寄与したユーザー用の報酬として、現在もHAPE総供給量の38.888%を保有していると明らかにしています。
結果として、第2・第3のエアドロップが実施されたり、大規模なキャンペーンが展開されることも十分考えられるため、多くのトレーダーがHYPE及びHyperliquidプロジェクトの動きに注目しているというわけです。
HYPEの価格・チャート・時価総額は?
執筆現在(2025年2月時点)、HYPE1コインの価格は日本円換算で「¥3,445.14円」となっており、直近1ヶ月で見ると「5.69%」、1年では「610.97%」も上昇している大注目銘柄です。
また、その時価総額は「¥1,146,075,254,288円」で、全仮想通貨銘柄中21位となっています。
HYPEの今後・将来性は期待できる?リスクや問題点は?
HYPEの今後・将来性について最も気になるのは、やはり再び大規模なエアドロップが実施されるのか否かについてでしょう。
一般的にエアドロップ実施時には、まずプロジェクトの公式HPやSNSでの告知がなされ、それに従い専用のフォームに個人情報やウォレットアドレスを入力したり、プロジェクトのSNSをフォローするなどといった必要な手続きを行い、エアドロップの条件を満たすことが求められるため、HYPE及びHyperliquidプロジェクトに関する情報からは目を離さないようにすべきです。
また、HAPEを所有・使用しプロジェクト繁栄に寄与している既存ユーザーに対する感謝の意を込め、エアドロップによる無料配布が実施されることもあるので、まずは「仮想通貨HYPEを購入し保有しておく」ことが大切になります。
ただし、エアドロップを実施すると運営側が保有量が減る、つまり自己資本比率が縮小しコミュニティへの影響力が弱まるため、運営としても安易にエアドロップを連発するわけにはいきません。
そんな中、「HAPEでエアドロップが実施される」というウソの情報を流し、個人情報などを搾取しようとする詐欺的な手口も蔓延しかねないため、エアドロップに参加する際はまず情報の真偽を確認したうえで、信頼できるプロジェクトを選び、詐欺に注意することが重要です。
次に注目すべきなのが、「ステーキング量」とその影響などで上下する「時価総額」で、取引所運営やセキュリティ体制を支える資金となるステーキング量が順調に増えそれにより時価総額が伸びれば、運営側も保有している自己資金を放出しやすいため、エアドロップの実施もしやすくなるからです。
今話題の「柴犬コイン」や「ドージコイン」などのミームコインは、有名取引所目の上場や著名人のSNS発信などで知名度が上がると、その価値もドンと上がる傾向にありますが、HYPEのようなネイティブトークンの場合は、「コミュニティの繁栄」が価値上昇も一番大きな要因となります。
HYPE【Hyperliquid】を購入するために必要なもの
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HYPE【Hyperliquid】は発行元であるDEXのネイティブトークン、簡単に言うと分散型取引所であるHyperliquid(以下では仮想通貨銘柄と区別し通称である「ハイリキ」と表記)のブロックチェーン上で機能し、ハイリキの取引を円滑化し反映させるため利用される独自のトークンです。
ゆえに、現在日本の仮想通貨取引所では取り扱いがないため、基本的には以下で示す2つの必要なものを入手した後、「ハイリキ」上の取引を通じて購入するのが最も安全、かつ手っ取り早いでしょう。
分散型取引所(DEX)「ハイリキ」
野菜を買う時は八百屋に、肉を買う時は肉屋へ向かうように、HYPE【Hyperliquid】を購入したいのであれば、まずは何をおいてもHYPEを売っている「ハイリキ」へ向かわねばなりません。
とは言え、ハイリキはネット上にいつでも存在する分散型仮想通貨取引所であるため、わざわざソフトのようなものを購入したりアプリをダウンロードしたりする必要はなく、こちらの「ハイリキ」公式HPにアクセスさえすればOKです。
ただし、ハイリキ上で取引を行うには「アカウントの作成・登録」が必要で、そのためにArbitrumチェーンに対応しているメタマスク(MetaMask)などのウォレットと接続する必要があります。
Arbitrumネットワークのガス代「ETH」
ハイリキは海外にある取引所で日本円では直接取引できないため、「メタマスク」など国内外の取引所で利用できる「お財布(ウォレット)」の中で、ハイリキ内の取引に使える「USDT(※)」という銘柄に両替し、HYPEを購入するという手順を踏むことになります。
※1「USDT」・・・Tether Limited社が発行している米ドルに連動する「ステーブルコイン」で、 ビットコインやイーサリアムなど価格変動の大きい通貨と異なり、基本的にいつも安定した価値を維持するため、資産保全や日常的な仮想通貨取引において幅広く利用されている。
また、メタマスクなどの仮想通貨ウォレットは日本円などの通常通貨を入れることは当然できないため、仮想通貨ウォレット上でのUSDTへの両替や、ハイリキへの送・入金時の「ガス代(※2)」として使用する仮想通貨「ETH」が一定量必要となります。
ETHはHAPEと異なり、多くの国内仮想通貨取引所で取り扱っているため手軽に日本円で購入できますが、メタマスクなどの仮想通貨ウォレットではいくつかのネットワークを利用しています。
そして中でも、「Arbitrum(アービトラム)」ネットワークでメタマスクに直接送金するのが手間が掛からず手数料も安いため、アービトラムを使った送金に対応している「ビットバンク」や「OKJ」などといった国内取引所で仮想通貨ETHを購入するのがオススメです。
【HAPE購入用ETHをゲットするのにおすすめの国内取引所】
①ビットバンク・・・豊富な銘柄で現物取引(販売所・取引所)のサービスを提供しており、月間の現物取引高は約1.4兆円、国内の現物取引シェアは33.7%、顧客預かり資産は約3,000億円(いずれも2021年4月実績)と高い実績を上げている国内屈指の大手仮想通貨取引所に成長しました。
販売所・取引所の双方でETHを購入でき最低送金額が少ないため初心者でもとっつきやすいうえ、Arbitrumネットワークを利用した際の「ガス代」も「0.00042ETH」と格安であるため、メタマスク経由のHAPE購入にはまさにうってつけです。
運営会社 | ビットバンク株式会社 |
---|---|
運営会社所在地 | 〒141-0031 東京都品川区西五反田7丁目20-9 KDX西五反田ビル7F |
取引所でのETH取扱 | あり |
取引手数料 | 販売所:スプレッド 取引所:Maker -0.02%・Taker 0.12% |
送金ネットワーク | Ethereum Arbitrum Optimism |
最低送金額 | 0.001 ETH |
送金手数料 | E:0.005 ETH A:0.00042 ETH O:0.00042 ETH |
他の取扱銘柄 | ビットコイン (BTC) ・リップル (XRP) ・ライトコイン (LTC) ・モナーコイン/モナコイン (MONA) ・ビットコインキャッシュ (BCC) ・ステラルーメン (XLM) |
公式HP | ビットバンク(bitbank) | ビットコインが購入できる暗号資産(仮想通貨)取引所 |
②OKJ・・・OKJ(オーケージェー・旧名オーケーコインジャパン)は、中国の大手で世界最大級の仮想通貨取引所を運営しているOK Groupの日本法人が運営しており、アジアを中心に世界100ヵ国以上、数百万人のユーザーに「顧客保護」「安心安全」「セキュリティファースト」をモットーとした仮想通貨取引サービスを提供しています。
Arbitrumネットワークに対応しており、取扱い銘柄が豊富で日本円・仮想通貨共に24時間365日の即時出金に対応しているほか、運営母体がTOPの取引所の一つであるOKXなので初心者でも安心です。
ただし、最低送金額が「0.01 ETH」からとやや多く、取引所での手数料も若干高めなのがネックだと言えます。
運営会社 | オーケーコイン・ジャパン株式会社 |
---|---|
運営会社所在地 | 東京都港区虎ノ門1-2-10 虎ノ門桜田通ビル5階 |
取引所でのETH取扱 | あり |
取引手数料 | 販売所:スプレッド 取引所:Maker 0.07%・Taker 0.14% |
送金ネットワーク | Ethereum Arbitrum Optimism |
最低送金額 | 0.01 ETH |
送金手数料 | 0.0005 ETH |
他の取扱銘柄 | BTC(ビットコイン) ADA(カルダノ) APE(エイプコイン) APT(アプトス) ARB(アービトラム) ASTR(アスター) AVAX(アヴァランチ) BAT(ベーシックアテンショントークン) BCH(ビットコインキャッシュ) DAI(ダイ) DEP(ディープコイン) DOGE(ドージコイン) DOT(ポルカドット) EFI(エフィニティトークン) ENJ(エンジンコイン) ETC(イーサリアムクラシック) FIL(ファイルコイン) FNCT(フィナンシェトークン) IOST(アイオーエスティー) IOTX(アイオーテックス) KLAY(クレイ) LSK(リスク) LTC(ライトコイン) MASK(マスクネットワーク) MATIC(ポリゴン) MKR(メイカー) NEO(ネオ) OAS(オアシス) OP(オプティミズム) OKB(オーケービー) PLT(パレットトークン) QTUM(クアンタム) SAND(サンドボックス) SHIB(シバイヌ) SOL(ソラナ) SUI(スイ) TON(トンコイン) TRX(トロン) XLM(ステラルーメン) XRP(リップル) XTZ(テゾス) ZIL(ジリカ) |
公式HP | OKJ | オーケージェー | 暗号資産・ビットコイン取引所(旧 OKCoinJapan|オーケーコイン・ジャパン) |
ちなみにメタマスクとは、ソフトウェア開発企業であるConsenSysが運営する仮想通貨ウォレットで、イーサリアムチェーンを基盤としており、単に仮想通貨を管理できるだけでなく、仮想通貨のスワップ(交換)機能などといった便利機能を備えているため、多くのユーザーから支持を集めています。
名称 | MetaMask(メタマスク) |
---|---|
サービス開始 | 2016年9月 |
主な機能 | 仮想通貨の購入 トークンの保管 トークンの送受信 ブロックチェーン基盤のサービスでの決済 仮想通貨のスワップ(交換) 仮想通貨のブリッジ(チェーンを跨ぐ) 仮想通貨の現金化(※日本在住者不可) |
対応チェーン | イーサリアム イーサリアムとのEVM互換性を持つブロックチェーン (Polygon, Avalancheなど) |
対応ブラウザ | Google Chrome Microsoft Edge Firefox Brave |
アプリの対応OS | iOS Android |
日本の場合のHYPE【Hyperliquid】購入前の準備は3段階
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さて、必要なものが揃ったところで、次に以下で示した「日本の場合のHYPE【Hyperliquid】購入前の準備」を済ませておきましょう。
「メタマスク」にて仮想通貨ウォレットを作成する
まずは、イーサリアムチェーンを基盤にした「メタマスク」上で、HYPEを買うために必要となる「仮想通貨ウォレット」を作成すべく、Google Chromeのウェブストアなどから「MetaMask」をダウンロードしましょう。
MetaMaskの公式HPに入場後、トップ画面にある「Download」を選んでGoogle Chromeのウェブストアに移動し「chromeに追加」をクリックすれば、自身のPCのGoogle Chrome拡張機能にMetaMaskが追加されます。
続いて、Webブラウザ上で自動的に開いたMetaMaskページで「ウォレットを作成」を選択すると、ユーザーの使用状況データの一部を収集している旨が示されるので、内容をよく確認して問題がなければ「同意する」をクリックしましょう。(同意しなくても仮想通貨ウォレットは問題なく作成可能)
最後に、8文字以上のパスワードを設定すれば「MetaMaskウォレット」の作成は完了です。
なお作成後、ウォレットを復元するときに必要な、12個の単語からなる「シークレットリカバリーフレーズ」が割り当てられるので、噴出したり情報漏洩したりしない安全なスタイルで、厳重に保管しておきましょう。
「Arbitrumチェーン」をメタマスクにネットワーク追加
ウォレット作成とシークレットリカバリーフレーズの保管が完了したら、次にメタマスクとハイリキをつなぐ「Arbitrumチェーン」をネットワーク追加しましょう。
方法はいたって簡単で、メタマスクを立ち上げ「ネットワーク」及び「ネットワーク追加」をクリックすると、追加するネットワークの情報を入力するフォームが出てくるので、下記情報をコピペして保存すればOKです。
ネットワーク名 | Arbitrum One |
---|---|
ネットワークURL | https://arb1.arbitrum.io/rpc |
チェーンID | 42161 |
通貨記号 | ETH |
ブロックエクスプローラーのURL | https://arbiscan.io |
「取引用のUSDT」をメタマスク上に表示しておく
次に、「取引用のUSDT」をメタマスク上に表示しておく必要があるので、まずは「CoinMarketCap」の「search欄」から、USDTを検索してください。
USDT(テザー)に関する詳細情報が表示されるので、その中からトークンの契約情報が書かれたアドレスのことである、「コントラクトアドレス」をコピーしておきましょう。
その後、Chromeの拡張機能からMetaMaskを開いて「トークンのネットワーク」を選択すると、ネットワークリストが表示されますが、デフォルトでは「EthereumMainnet」ネットワークが表示されるはずですが、他のネットワークになっている場合は「EthereumMainnet」を選択しなおしましょう。
「EthereumMainnet」ネットワークになっていることを確認し、「トークンのインポート」をクリックすると、「トークンのインポート」ページが表示されるので、コピーしたUSDTのコントラクトアドレスを貼り付けます。
コントラクトアドレスに誤りが無ければ、インポートした「USDT」が表示されているはずなので、「カスタムトークンの追加」をクリックしましょう。
最後にMetaMaskのホーム画面に戻って、「USDT」トークンが表示されていることを確認したら、HYPE購入前の準備は完了です。
案外シンプル!HYPE【Hyperliquid】を購入する手順
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ここまでお伝えした必要なものをそろえ、購入前の準備も怠りなく終えていれば、HYPE【Hyperliquid】を購入する手順自体は、以下のとおり5ステップと案外単純で簡単です。
【手順1】国内取引所にてETHを購入する
ますは、国内取引所でHYPE【Hyperliquid】を購入するための元手となる仮想通貨を購入する必要があり、今回は「ETH」をゲットするのにおすすめの国内取引所として紹介した、ビットバンクやOKJで口座を開設し、「HYPE購入分+ガス代分」のETHを日本円で購入しましょう。
なお、ETHを移動する際にかかる手数料である「ガス代」は、「Gwei(1Gwei=0.000000001 ETH)」という単位で示され、リアルタイムのガス代はイーサリアムブロックチェーン上で行われた様々な取引を閲覧できる「Etherscan」などで確認可能です。
正直、少量のETHを数回移動する程度ならそれほど気にならないかもしれませんが、大量のETHを何度も繰り返し移動するようになるとガス代もばかにはならないため、ガス代が高くなるネットワークの混雑時間を避けるなどといった、節約対策を取った方がいいでしょう。
【手順2】メタマスクのウォレットにETHを送金
次に、国内取引所において日本円で購入したETHを、イーサリアム系ブロックチェーンの仮想通貨やNFTを一括で管理できる「メタマスク」へ送金しましょう。
まずは、「準備段階」で作成済のメタマスクウォレットを開き、アカウント名の下の「Ox…」の右側のマークよりコピーして、メモ帳などに貼り付けておきます。
続いて、ETHを購入した国内取引所の口座管理にて、送金先(宛先)にコピーしておいたMetaMaskのアドレスをペーストし、所定の送金操作(通貨名・ラベル・送金額などの入力)を行った後、入力内容に間違いがないか確認して確定すれば送金完了です。
なお、bitbank(ビットバンク)からイーサリアムを外部(メタマスク)へ送金するときの手数料は「0.005ETH」なので、「1ETH」と入力した場合は「0.995ETH」が、「10ETH」と入力すれば「9.995ETH」がメタマスク側の着金額となるため、その分を計算に入れておきましょう。
【手順3】メタマスクにてHyperLiquid入金用のUSDTにETHを交換
既に、準備段階でメタマスクに「取引用のUSDT」の数量・金額を表示できるように設定してあるはずなので、メタマスクのスワップ機能を利用しETHをUSDTに交換しましょう。
MetaMaskのメニューから「スワップ」「スワップを開始」をクリックし、変換元のトークン(今回はETH)を検索して選び、スワップ金額を入力後、変換先のトークン(今回はUSDT)を検索して選ぶと、Quote rateでメタマスクの提示する複数の見積もりを選択できます。
ここでガス代を除いたいくつかの交換額見積が提示されますが、どれも大差はないので好きなものをチョイスし、最後にスワップボタンをクリックすればETHからUSDTへの交換は完了です。
注意してほしいのが、HyperLiquidにUSDTを入金する際、少額のETHがガス代としてかかるため、メタマスク内のETHをすべてUSDTにスワップするのではなく、ガス代として少量のETH(5ドル程度でOK)を必ず残しておくようにしましょう。
【手順4】HyperLiquidにUSDTを入金
ここでようやく主役であるHyperliquidの登場で、HyperLiquidに手順3で交換したUSDTを入金すべくアカウントを作成しましょう。
方法は非常にシンプルで、公式HPにアクセスし画面右上の「Connect」をクリックすると接続方法の選択を要求され、一覧の中からMetaMaskを選択すると起動し、Hyperliquidへの接続許可を求める画面が表示されるので接続しましょう。
すると、Hyperliquidの規約等が表示され、内容及び署名の確認が求められますので、「確認」をクリックすればHyperliquidにMetamaskが接続されます。
接続状態にあることを確認後、公式HPトップ画面右下にあるボタンの中から「Deposit」をクリックすると、入金に使うネットワーク・仮想通貨・数量を指定する入力欄が表示されるので、MetaMaskの残高の範囲内で入金したい内容を指定して「Deposit」を選択し、続いて表示されるMetaMaskの送金画面で「確認」をクリックすれば入金完了です。
なお、ここで少額のETHがガス代としてかかるため、MetaMaskの同じアカウント上にArbitrumネットワークのETHを残しておく必要があるわけです。
【手順5】HyperLiquidにて目当ての「HYPE」を購入する
ここまでたどり着いたら、あとは元手であるUSDCを使ってHYPEを購入するだけです。
HyperLiquidにて「Trade」を選択し、通貨ペアが表示されているところをクリックして「HYPE」と入力し検索すれば、HYPEとUSDCの現物ペアが見つかるので、選択後は購入したい分だけ成行または指値で購入しましょう。
HYPE【Hyperliquid】の買い方に関するよくある質問とQ&A
最後に、HYPE【Hyperliquid】の買い方に関するよくある質問や疑問点を、その回答とともにいくつか紹介しておきますので、参考にしてみてください。
Q:Hypeの買い方は?
A:仮想通貨HYPEの買い方としては、国内取引所でHyperliquidにてHAPE購入並びにガス代ぶんのETHなどをまず購入し、メタマスクなどを対応ウォレットを通じてHyperliquid上でHYPEを購入する方法があります。
Q:Hyperliquidはどこで買えますか?
A:仮想通貨HYPEは、分散型取引所・DEXである「Hyperliquid(ハイパーリキッド)」のネイティブトークンで日本国内の暗号資産取引所には上場していないため、ため、基本的にはHyperliquid上で購入することになります。
Q:Hyperliquidの入金方法は?
A:まず、Arbitrumネットワークと互換性のある「メタマスク」などのWeb3ウォレットを準備し、ArbitrumをMetaMaskに追加します。次に、いずれかの中央集権型取引所で購入しておいたETHをメタマスク転送し、MetaMaskのスワップ機能を使用してETHをUSDCに交換したのち、メタマスクをHyperliquid接続すればそのUSDCを入金できます。
Q:ハイリキとは仮想通貨の何ですか?
A:ハイリキこと「ハイパーリキッド(Hyperliquid)」は、ブロックチェーン技術をフル活用することにより、管理者・管理団体を介さずユーザー同士で直接暗号資産の取引を行うことができるDEX(分散型取引所)及びその運営プロジェクトの事です。管理者が存在し、オーダーブックと呼ばれる機能を用いてユーザー同士の売買注文をマッチングさせ、取引約定する「中央集権型取引所(CEX)」と異なり、以下のような点がメリットとなります。
- グローバルに利用できる
- 取扱銘柄が多い
- ハッキングのリスクを軽減できる
- 口座開設が不要
- 流動性を提供することで報酬が得られる
その一方で、投資家を保護する仕組み・法律がないことや、基本的に日本語・日本円に非対応であること、サポート体制がやや手薄で詐欺的な仮想通貨がまれに紛れ込む危険性がある点などがデメリットとなります。
Q:メタマスクを使うとどんな仮想通貨を交換できますか?
A:国内取引所では購入できない仮想通貨をスワップによって入手できるのがメタマスクの魅力の一つで、USDTの他にはテザー、柴犬コイン、テラクラシック(LUNC)ユニスワップ、ラップドビットコインなどがあります。ただし、メタマスクでのスワップにはガス代がかかるため、入手した仮想通貨を長期保有する場合は問題ありませんが、短期で売買を繰り返す際には不向きだと言えます。つまり、国内取引所を利用して短期で仮想通貨を売買し利益を出そうと考えているトレーダーの場合、現状日本ではメタマスクを介してのスワップでないと購入できないHYPEは、不向きな仮想通貨銘柄であると言えるでしょう。
Q:HYPEが国内取引所や販売所で取り扱われることはあるでしょうか?
A:仮想通貨が上場、つまり取引所での取り扱いが増えると、多くのユーザーに購入・入手機会がもたらされるため、流通量が増えてコミュニティーも反映するため、その銘柄が値上がりする大きなきっかけとなります。そして、日本初となる「Japan Open Chain」のネイティブトークン「JOCトークン」が、2024年12月23日に国内取引所である「BitTrade」を含む6つの取引所で同時上場したことを考えると、同じネイティブトークンであるHYPEが国内取引所に上場する可能性もゼロではありません。ちなみに、近年の急成長を受け、複数の国内取引所がHYPE上場に向け検討を進めているという情報もあります。
Q:HYPEは今後価値が上がるでしょうか?
A:仮想通貨は市場自体がまだまだ未成熟であるため、どの銘柄であっても確実に価値が上がるか下がるか見極めることは難しいでしょう。ただ、エアドロップ以降特に急激に新規ユーザー数が増加しており、取引ボリュームも併せて大きく伸びてきているため、ベースとなる取引所のHyperliquidが反映していけば、それに合わせてネイティブトークンであるHYPEの時価総額も上がっていくのでないかと期待されています。
Q:HYPEは安全ですか?
A:仮想通貨HYPEはイーサリアム同様、スマートコントラクト内にトークンAPIとして実装できる「ERC-20規格」に準拠したトークンであるため、メタマスクなどの一般的なウォレットはもちろん、Ledgerなどのハードウェアウォレットへ安全に保管できます。なお。HYPEに限らず仮想通貨を大量に保管するのであれば、ハッキングなどの被害に合うことのないオフライン環境で管理できるハードウェアウォレットを利用したほうがより安心です。