マイクロマガジン社は、不定期に発刊されていたジャンル別ゲーム専門誌「ゲームサイド」シリーズを休刊すると発表しました。シューティングゲームを専門的に扱う「シューティングゲームサイド」の最新号「Vol.13」は、当初8月発売を予定していましたが、10月に延期となることを発表。本日「ゲームサイド」公式サイトの「お知らせ(編集部日記)」にて、同誌が正式に休刊となることが伝えられました。これにあわせて、「ロールプレイングゲームサイド」「アクションゲームサイド」「アドベンチャーゲームサイド」の各シリーズも休刊となることも伝えられました。各誌の休刊の理由について、マイクロマガジン社は「WEBやSNSでの情報発信に加え、業界人協力による同人誌や電子書籍、イベントの隆盛、ゲーム動画投稿の活発化など、ゲームファンが自らゲーム情報を発信しやすい時代となった今、その変化にともない、小誌はゲーム文化において一定の役目を果たせたのではないかという判断に至りました」とコメント。お詫びの文章も掲載しています。しかし「今後は、新しいカタチの中で、皆様にご期待いただける作品を創り出しご案内させていただきたいと思います」という力強いコメントも掲載されており、新しいメディア発信に対する意欲ものぞかせています。最近では、ファミコンの攻略本に焦点をあてた単行本「ファミコン攻略本ミュージアム1000」が注目を集めたマイクロマガジン社。「ゲームサイド」シリーズの休刊は残念ですが、同社にしか発信できない独特な視点を持ち合わせた新たなメディアにも期待したいと思います。