この講演は、Oculusパートナーエンジニアリングスペシャリスト“GOROman”こと近藤義仁氏が登壇すると共に開始しました。
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Oculus Rift最新情報を改めて紹介、注目すべき機能とは?
初めに同氏は、90年代後半からプログラマーとして活躍した略歴を紹介。2013年4月にOculus Rift DK1を初めて手に取った時の興奮が冷めやらず、2014年に米国と日本を何度も往復しOculusのチームとコンタクトする内に同社の日本チームを立ち上げることになったとのことです。その紹介の後、Oculus Riftの開発者会議“Oculus Connect 2”で発表された本デバイスの情報を改めて紹介しました。
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製品版のOculus Riftは、90Hzでの動作や1080 x 1200の有機EL2枚のディスプレイを搭載することで、快適かつ低負担を実現。本体の左右にはヘッドフォン/マイクを追加、USB接続時にA/DとD/Aに変換します。IPD(瞳孔間距離)調整ではディスプレイの位置を物理的に調節可能です。
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続いて、サムスンのGalaxyスマートフォンを利用してVR体験ができる同社開発のアダプター「Gear VR」を紹介。このアダプターにて稼働中の「Oculus Platform」は、Home UIやStore、アプリ内課金、フレンドリスト、実績などに対応した、デベロッパーとプラットフォーム、そしてユーザーと繋がるコンテンツです。スライドはイメージのもので、このアプリで全てのサービスを受けることが出来るように開発されています。Oculus Rift向けには近日開始予定です。
そしてVR空間に干渉するデバイスであるVRコントローラーこと「Oculus Touch」のモックアップを披露。フィードバック機能を備えており、銃を射撃した時の反動やピンポン球を板で受けた衝撃を表現出来ます。さらに、6DOFのポジショントラッキングを認識し、2つのアナログスティックと4つのボタン、ハンドトリガーで構成されていることを述べ、コンセプト映像を上映しました。
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会場で上映された「Toybox」映像
この映像上映後に同氏は、動画にしてもいまいち理解しづらい事、VR体験を伝える難点として「プレイしないとわからない」ことを述べると共に、先の映像において現実で何が起きているのかを説明する動画を上映しました。
現実で起きていることを説明する「Toybox」映像
続いて、VRコントローラーを使うことで両手でVR空間にモデルを作成出来るモデリングツール「Medium」を紹介。現実のろくろや粘土模型を作るように、空間上でモデル作成を映した動画を披露しました。VRコントローラーが加わることによる遊びの幅の拡大を紹介した後、次のチャプターへ移行しました。
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