アニメーション分野の人材育成で長い歴史を持つ代々木アニメーション学院が、2016年5月より大きな変革に乗り出す。学院を運営する株式会社代々木ライブ・アニメイションは、現在、首都圏で運営する3つの校舎の東京校、大宮校、横浜校の移転統合することを明らかした。東京・千代田区三崎町に道橋新校舎設けて、3校の機能を集約する。また名称もYOANI東京校に変更する。代々木アニメーション学院は現在、3校以外に大阪校、名古屋校、福岡校、広島校、札幌校、仙台校、金沢校を運営している。首都圏のみ複数の校舎があったが、これを集約し内容の充実を目指すことなる。長年の拠点かであった代々木からの移転には、感慨深い関係者も多そうだ。代々木アニメーション学院によれば、移転統合後は学習環境の充実を図るという。新設の録音スタジオが設けられるほか、PCタブレット環境も備える。学院は2014年に新たに「わがままを育てる」といったスローガンを掲げている。そのなかで専用ライブハウス代アニLIVEステーションを開設、業界連携の強化、さらに授業時間拡張などを行ってきた。移転統合もそうした一環だ。同時に今後「ありがとう代々木、こんにちは水道橋」キャンペーンを実施、YOANI東京校の取り組みと認知度アップを目指すという。代々木アニメーション学院は1978年に創立、アニメーション関連の教育の老舗である。これまで11万人を超える卒業生を送り出し、業界関係者にも出身者は数多い。現在はアニメーター、背景美術、音響、声優、マンガ、イラスト、フィギュア、ノベル・シナリオと多彩なコースを設けている。また近年は、外国人向けのコースや通信教育講座など新たなジャンルにも積極的に取り組んでいる。[アニメ!アニメ!ビズ/www.animeanime.bizより転載]
サイバーエージェントの女性向けゲーム開発専門組織「GG Studio」、代々木アニメーション学院と共同で無料シナリオワークショップを開催 2015.8.10 Mon 株式会社サイバーエージェントの女性向けゲーム開発をする専門…