シンポジウムでは、プロのゲームクリエイターによる講演や、クリエイター、教育関係者によるパネルディスカッションが行われます。また、ホワイエ会場では学生を対象にしたU18部門についての質問コーナーや、現役クリエイターとの交流コーナー、さらには実際に体験ができるゲーム開発ツールコーナーに加え、PS VRとPS4の体験コーナーなどが行われます。
日本ゲーム大賞 U18部門は、18歳以下の若者がゲーム開発に触れることで、将来コンピュータエンターテインメント業界で働くことを志望する次世代のクリエイターを増やし、コンピュータエンターテインメント産業の振興と発展に寄与する事を目的としています。
■開催概要
- 日時:2017年11月12日13:30開場 14:00~16:00
- 対象:小中高校生の方、教育機関の方、ご家族の方
- 費用:参加無料
- 定員:200名
- 場所:TEPIA4階 TEPIAホール(東京メトロ銀座線外苑前駅3番出口徒歩4分)
◆シンポジウムの流れ
- 開会あいさつ
松原 健二 (CESA人材育成部会 部会長 株式会社セガゲームス) - U18部門と応募要項と開発レギュレーション
斎藤 直宏 (CESA人材育成部会 副部会長 株式会社バンダイナムコスタジオ)門脇 宏 (CESA人材育成部会 委員 株式会社ディー・エヌ・エー) - クリエイターパネルディスカッション「楽しく作って楽しんでもらう!ゲームクリエイターの仕事とは?」
モデレーター 時田 貴司(CESA人材育成部会 委員 株式会社スクウェア・エニックス)
ゲスト 古川 貴士(株式会社ディー・エヌ・エー)
ゲスト 下田 翔大(グリー株式会社) - アカデミックパネルディスカッション「ゲーム作りを通じて、U18の未来はどう広がるか」
モデレーター 松原 健二 (CESA人材育成部会 部会長 株式会社セガゲームス)
ゲスト 稲見 昌彦(東京大学先端科学技術研究センター教授)
ゲスト 藤原 正仁(専修大学ネットワーク情報学部准教授)
◆ホワイエ会場
- U18部門質問コーナー:日本ゲーム大賞U18部門の応募方法等様々なご質問にお答えします。
- クリエイター交流コーナー:現役クリエイターと来場者が交流できるスペースです。
- ゲーム開発ツールコーナー:プロのゲーム開発に必要なツールを実際に体験できるコーナーです。
- PS VR&PS4体験コーナー:PS VRとPS4 のタイトルをお楽しみいただけます。
◆クリエイターパネルディスカッション登壇者紹介
■時田 貴司

CESA人材育成部会 委員
株式会社スクウェア・エニックス
第8ビジネス・デイビジョン プロデューサー
演劇活動の傍らドット絵のアルバイトからゲーム業界入り。
以降プランナー、ディレクター、プロデューサーとして多くのゲームを制作。
代表作は『FINA FANTASY 4』『LIVE A LIVE』『半熟英雄』『ナナシノゲエム』など
■下田 翔大

グリー株式会社
Wright Flyer Studios事業本部 第3スタジオ部 部長
株式会社スクウェア・エニックスでリードプランナー、ディレクターを経て、2012年にグリー株式会社入社後 Wright Flyer Studiosの立ち上げメンバーとして参画。代表作は『半熟英雄4』『DISSIDIA FINAL FANTASY』『消滅都市』など。
■古川 貴士

株式会社ディー・エヌ・エー
ゲーム・エンターテインメント事業本部
Japanリージョンゲーム事業部 第一開発部第六グループ
小さい頃から絵を書いたり工作するのが好きだった。パソコンも好きで、よくフリーゲームで遊んでいた。高校でC言語の基礎に触れ、プログラミングにハマり、ゲーム作りを始めた。現在はDeNAで働いている。
◆アカデミックパネルディスカッション登壇者紹介】
■松原 健二

CESA人材育成部会 部会長
株式会社セガゲームス代表取締役社長。
CESA技術委員会委員長としてゲーム開発者カンファレンスCEDECの運営に携わりプロの開発者が学ぶ機会を提供。また2014年より人材育成部会長となり将来ゲーム開発を志す若い世代の育成に取り組む。
■稲見 昌彦

東京大学先端科学技術研究センター教授 博士(工学)
電気通信大学、慶應義塾大学等を経て現職に。
自在化技術、Augmented Human、エンタテインメント工学に興味を持つ。米TIME誌Coolest Invention of the Year、文部科学大臣表彰若手科学者賞などを受賞。超人スポーツ協会発起人・共同代表。 著書に『超人スポーツ誕生』(NHK出版新書)がある。
■藤原 正仁
専修大学ネットワーク情報学部准教授
コンテンツ分野における人材育成に関する研究、デジタルゲームの表現と倫理に関する研究等に従事。2013年より、CEDEC運営委員会とともに「ゲーム開発者の生活と仕事に関するアンケート調査」を実施。