同社は2016年にも『NBA2K16』内に登場する実在選手のタトゥーの使用をめぐって、タトゥースタジオSolid Oak Sketchesから訴訟を受けていました。その際には、原告の主張に対して「同社は有名プレイヤーが公の場、映画や写真といったメディアに登場するたびに許可を求め、また選手たちの姿を忠実に再現しようとする将来の作品を禁止し、それらかの損害賠償請求を主張していることになる」とゲーム内でのタトゥー表象が著作権侵害にはあたらないことを主張し、今年3月の行われた裁判ではそれが認められています。
The Hollywood Reporterによれば、同作に登場するランディ・オートン選手が両腕に入れているタトゥーがゲーム内で忠実に再現されていることが、デザイナーであるアレクサンダー氏への著作権侵害にあたるかどうかが争点となっているようです。アレクサンダー氏はオートン選手に、先住民モチーフのデザイン、聖書の一節、鳩、ばら、髑髏の6つのタトゥーを彫っています。