米ルイジアナ州の学生は国の援助を受け、環境にまつわるシリアスゲームを開発しています。ゲームを開発するのはルイジアナ州のZachary とLafayette に住む24人の高校生達。職業訓練プログラム「Digital Workforce Intensive」に参加したことで知り合った彼らは、互いにインターネットで連絡を取り合い、ルイジアナ経済開発局の資金援助の元ゲーム制作を進行。プロトタイプが完成したところだといいます。学生達を監督するMargaret Atkinson氏は、ゲーム制作が彼らの人生を変えたといいます。8年生のBiannca Pierreさんは、人前で話すのさえ怖かったそうですが、今はプレゼンにも慣れ、ゲーム制作を「シャイな人にはいいんじゃない」というほど。学生達は、「何人かのビデオゲームクリエイターは一夜にして大金持ちになるが、自分たちは豊かになるためにゲームを作っているわけではない」と語ったと言います。彼らが作成したシリアスゲームは既にゲーム制作のプロに提出されたとのこと。但し、これはプロトタイプであり制作が終わったわけではないとされています。シリアスゲームに関する試みはアメリカの方が進んでいるようですが、コンテンツ大国の日本としても乗り遅れないような取り組みを期待したいところです。
【CEDEC 2014】ゲーム開発のノウハウを応用すれば、面白さと学習効果を合わせ持ったシリアスゲームを開発できる 2014.9.6 Sat 純粋な娯楽目的ではなく、教育・医療・福祉などの社会問題の解…