セガトイズは、3期連続で営業損失を計上する見込みとなったことから、現在の収益構造に見合った適正人員とするため、全社員を対象に希望退職者を募集すると発表しました。125名の全正社員が対象で、12月7日から2週間程度募集を行い、退職日は3月末までを予定しています。退職者には特別退職金を支給するとのこと。これにより、特別損失を2億7000万円程度見込んでいる一方で、来期の人件費等は年間3億円程度圧縮される見通しです。また、既に昨年3月より役員報酬の減額を行ってますが、それを拡大し、10〜70%の範囲で減額するとしています。加えてセガトイズは、清算する予定にしている子会社のタイヨーが行っている、ラジオコントロール玩具事業について引き継ぐことを計画していましたが、事業の選択と集中・将来性を再検討した結果、当該事業を引き継がず、事業を終了することを決定したことも明らかにしています。既に販売済みの商品のアフターサービスはセガトイズが行うとしています。景気回復の兆しが見えない中、消費低迷の煽りを受け、玩具業界は苦境にあることを明確に示すものになりそうです。
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