
―――会社のご紹介を一通りいただけますか。
弊社はバズー株式会社と申しまして、今年で5期目の会社となります。
モバイルビジネスに特化した会社で、特にEC、SNS、モバイルキャンペーンといった受託のソリューション事業を主軸に展開しておりましたが、一昨年、大きな転機があり、リアルビジネスとの融合を目指して、『セレブスタイル』という女性向けマナーサロンを運用することになりました。『セレブスタイル』を通じてリアルマーケティングのノウハウを蓄積し、顧客管理は弊社が完全にシステム化したりと、うまくシナジーを効かせて運用しています。
さらに昨年、弊社CTO発信でソーシャルアプリへの取り組みの動きが出てきました。最初はCTOが興味本位でmixiアプリを何本か独自にリリースし、想定外(?)にユーザー様に評価して頂けた為、本格的にプロジェクト化する動きになり、現在に至っています。
―――収益の方はアプリの収益と受託になりますか?
現在は受託のほうが中心になっており、8:2ぐらいです。2を徐々に増やして行きたいですね。
―――スタッフは何名くらい?
常駐スタッフは7名で、他に在宅スタッフが数名おります。
―――エンジニアの方が多い?
ほぼエンジニアです(他は私とデザイナー)。弊社のエンジニアは開発の枠に囚われることなく、運用やディレクション業務を兼務し、幅広く活躍しています。代表は営業中心に動いており、CTOは現在インドネシアで開発部隊を集めています。
―――インドネシアを選んだ理由は?
正直なところコネクションがあったということが強いですね。まずは人材の確保と教育中心に活動しています。人件費は大きなメリットがありますからね。
―――ゆくゆくは現地のマーケットにコンテンツを?
現地向けにサービス展開する為に既に動き始めています。
―――どのようなサービスですか?
具体的なことは申し上げられませんが....ソーシャルに近いサービスですかね。現地ではFacebookユーザーが非常に多いようです。
―――収益モデルは?
基本的にはユーザー課金を考えています。ただ、昨年の中国参入時の感触を踏まえると、課金のハードルが高いことが予測される為、マネタイズは大きな課題と捉えています。
―――御社の去年のソーシャルアプリの展開を教えていただきたいのですが、中国と国内両方で展開されていましたが、それはどのような判断ですか?
中国への展開もコネクションですね(笑)。日本向けのアプリをローカライズしてリリースしました。他社様向けにもローカライズするサービスも展開しており、既に数社様の対応させて頂いております。
―――中国マーケットは?
そもそも中国は人口が非常に多いので、アプローチのし甲斐があるのですが、まだまだインフラ面の課題があります。例えば、Flash非対応機種が多く使われていたり、画像の多用が好まれなかったり...環境が整備されれば一気に火がつく可能性はあると考えています。現状はまだモバイルよりもPCの方が強い感があります。弊社はモバイルサービス中心に展開していることもあり、動向は常に注目しています。
―――他社向けのローカライズというのは?
基本的に弊社で全て対応します。翻訳からインフラ手配までお任せください。
(つづく)
■著者紹介
株式会社HatchUp 八反田智和
1980年鹿児島県生まれ。慶応義塾大学卒。楽天リサーチ、外資広告代理店でのインタラクティブプロデューサーを経験した後、2009年より、ソーシャルゲーム業界に入る。WEB系人材会社営業(ソーシャル担当)を経て、2010年よりソーシャル企業支援会社HatchUpを設立、現在に至る。ソーシャル系イベント【STR】およびブログ(http://socialtoprunners.jp/)を運営している。