「ソーシャル、日本の挑戦者たち」の最新号では『モバイルプラネット』『モバイル学園』といったソーシャルゲームを提供するバズーに注目。同社のCOOである石渡和己氏に3回に渡ってお話を聞きます。最終回です。―――御社はリアルマーケティングもふくめ、海外展開も含め、ありとあらゆる可能性があって楽しそうだなというところがあるんですが、今後のキーワード、目標、テーマ等、方向性を教えてください。ありがとうございます。受託ビジネスの方は、安定感が出てきておりますので、ソーシャルアプリで成果を出したいと考えています。あとは、CTO中心の海外ビジネスでも一花咲かせたいですね!―――スマートフォンはいかがでしょうか?実はGREEさんで既にアプリをリリースしています。お話を頂いた際に即エントリーさせて頂きました。弊社はガラケーの方が得意ではありますが、『スマホ早割』サービスを打ち出しており、積極的に取り組んでいます。―――収益の割合は?暫くの間は受託ビジネスが大半を占めて行くと考えていますが、ソーシャルアプリや新規プロジェクトで成果を上げて行きたいですね。今年から新規プロジェクトを立ち上げて行く動きをしており、今まさに社内ではBtoCのサービスを2本構築しています。受託ビジネスの勢いをいつまで維持できるか不明確ですので、ソーシャルに限らず自社発信のビジネスに取り組んで行く必要があると考えています。―――Kayacさんのような形でしょうか?まだまだKayacさんのようなクリエイティブ、企画力といった強みが弊社にはありませんので課題が山積みですね。―――収益的には増収増益というかたちですか?今のところはそうですね。―――再投資としては自社BtoCとアプリ、海外展開と色んなところに。ええ。―――受託は減らしていくのが理想ですか?特にそんなことは考えていないですね。ラインの切り分けが必要なタイミングが訪れることはあるかもしれません。―――売上比率として自社収益がどんどん伸びいていくという形ですか?そうして行きます!受託で固定収益がある程度確保できている内に形にしていくのが急務です。―――もう少し具体的に教えていただければ海外が絡んでいる方が弊社の特色を出しやすいのかな〜と。単純にバズー、ソーシャルだとまだまだ他社様に歯が立たないので・・・。良いタイトル考えてください!!―――その先にソーシャルプラットフォームやってやるみたいな社長の野望はありますか?正直ちょっと考えているところはあります。それは恐らく日本向けでは無いと思います。―――東南アジアですか?ノーコメントでお願いします!――――色々なチャレンジができそうな環境ですねそうですね、若干変わったところはありますが、チャレンジ精神と情熱があれば色々なことにトライできる環境です。受託、ソーシャル、海外・・・枠に囚われることなく一人一人のスタッフが多方面で活躍できる場が沢山あります。私自身、非常にエキサイティングな環境だと感じており、日々鍛えられています。少しでも興味持って頂けた方はお気軽にお問い合わせください!弊社ホームページをご覧になって頂ければ、代表を始めとした情熱スタッフのことが少しは分かって頂けると思いますので、是非覗いて欲しいです。ソーシャルアプリも次のタイトルを準備していますので、ご期待して頂ける方がいれば嬉しいですね。―――海外事業展開がメインになってたかと思うのですが、リアルビジネスの今後の展開はなにか考えてたりしますか?こちらはおかげさまで順調に運営できています。拠点を増やして行きたいですね。―――ソーシャルとの連携も?そうですね。うまく結び付けたい感はありますが、ターゲット層のずれをどうクリアするかが課題ですね。―――イギリスでのソーシャルゲームのターゲットは40代女性らしいですねなるほど。今はCTOが単身インドネシアにいってますが、他のスタッフも進出させようと思ってます。一人一国攻める!みたいな可能性も正直ゼロじゃないのかなと。―――代表はタイでなにを?秘密です!―――なるほど、ありがとうございました■著者紹介株式会社HatchUp 八反田智和1980年鹿児島県生まれ。慶応義塾大学卒。楽天リサーチ、外資広告代理店でのインタラクティブプロデューサーを経験した後、2009年より、ソーシャルゲーム業界に入る。WEB系人材会社営業(ソーシャル担当)を経て、2010年よりソーシャル企業支援会社HatchUpを設立、現在に至る。ソーシャル系イベント【STR】およびブログ(http://socialtoprunners.jp/)を運営している。
2012年のソーシャルゲーム業界を振り返る!業界トップ企業が集結する「SocialTopRunnrs!」開催・・・「ソーシャル、日本の挑戦者たち」番外編 2012.11.29 Thu 今回は、取材担当の八反田が所属するHatchUpによるソーシャルx…