GNUライセンスを推進するフリーソフトウェア財団(Free Software Foundation / FSF)は、反DRMキャンペーンの一環としてニンテンドー3DSの利用規約を非難する活動を進めています。キャンペーンを取り仕切るJoshua Gay氏は自身のブログで、3DSの利用規約を非難し、これを是正させるために任天堂オブアメリカのReggie Fils-Aime社長に抗議の手紙とレンガを送りつけてやろうと呼びかけています。その主張は利用規約によって任天堂が「承認されない使用方法をしている場合、3DSをBrick(レンガの意)する権利を留保している」のは認められないというもの。具体的には「ユーザーに予告なく本体やサービスのアップデートや変更を行う可能性があり、許諾を受けていない本体、ソフト、データは利用できなくなる可能性がある」という条項に対して異議を唱えています。同団体では本体やデータは購入したユーザーの物であり、勝手に使用を禁止する等を認める利用規約は許されないと主張しています。任天堂に3DSをBrick(固められる)される前にBrick(レンガ)を送りつけてやろうという趣旨のようです。
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