スロットマシンなどの遊技機を製造・販売する米国のInternational Game Technology(NYSE: IGT)は、ソーシャルゲームデベロッパーのDouble Down Interactiveを買収したと発表しました。Double Downは2010年4月にリリースし月間アクティブユーザーが470万となっている人気カジノゲーム『DoubleDown Casino』をフェイスブックで運営しています。同社が運営するゲームは本タイトルのみですが、ポーカー、スロット、ブラックジャックなど多数のカジノゲームが遊べる『DoubleDown Casino』は昨年10月と比較して月間アクティブユーザーで140万人を追加するなど好調です。買収は2億5000万ドルの現金と、従業員や経営陣の引き止めに今後2年間で8500万ドルを用意するほか、今後3年間の経営成績に応じて最大1億6500万ドルの現金が用意され、総額5億ドルとなります。International Game Technologyはリアルなスロットマシンなどカジノ向けの機器の製造・販売を行なっていますが、Double Downがフェイスブックで運営する『DoubleDown Casino』とリアルのカジノの連携も模索していきたいとしています。リアルとバーチャルな組み合わせがどんなものを生み出すのか注目されます。Double Downの経営陣等はそのまま維持され、オペレーションも当面は別々に行われるとのこと。
ソニーがKADOKAWAを買収協議中との報道―『エルデンリング』のフロム・ソフトウェアなど傘下企業にも注目、KADOKAWAは「当社として決定した事実はありません」とコメント 2024.11.19 Tue