フィンランド大統領が選出する国際的に活躍したベンチャー企業を表彰するアワード「2011 Internationalization Award」にて、同国のゲーム産業全体が「コミュニティ賞」に選出され、代表としてフィンランドゲーム開発者協会「Suomen Pelinkehittäjät」、国際NPOの国際ゲーム開発者協会(IGDA)のフィンランド支部「IGDA Finland」、ゲーム産業のリサーチや教育などを手がけるNeogamesが表彰式に出席した。「Internationalization Award」は今回で44回目を迎える年次アワードで、その年にフィンランド国内だけでなく全世界を対象にビジネスを展開し同国のグローバル化に貢献したベンチャー企業を表彰するもの。Tarja Halonen大統領は「『Haboo Hotel』や『MAX PAYNE』、『Angry Birds』といったゲームはフィンランドのゲーム会社によって作られた国際的なサクセス・ストーリーのお手本。現在ゲームを提供する企業はフィンランド経済の中心にある」と評価。なお、フィンランドのゲーム産業は2011年だけで約1,300人の雇用を創出し総売上高は1億6500万ユーロ以上(約170億円)を計上。北欧5国の中でも最大の規模に成長しているという。