PCやコンシューマ機など環境を問わず、オンラインゲームを利用した未成年者に対する性犯罪が内外で度々報じられている昨今ですが、米国ニューヨーク州ではこの問題に対抗する新たな取り組みが今年4月より行われています。それがNYの司法長官Eric T. Schneiderman氏が進めているプラン「オペレーション・ゲームオーバー」です。
このプランは性犯罪者たちをオンラインゲームネットワークから排除、つまりはBANし、子供達が安心してゲームを楽しめる環境を作り出そうという計画。ニューヨークには2008年に成立したElectronic Security and Targeting of Online Predators Act、通称e-STOP法が存在し、有罪判決を受けた性犯罪者たちは全てのEメールアドレスやスクリーンネーム、インターネット識別子を登録する必要があります。この登録されている情報から性犯罪者たちのアカウントを割り出しBANするというのが“オペレーション・ゲームオーバー”の仕組みとなっています。