米シカゴに拠点を置く3Dバーチャルシミュレーション企業のInContext Solutionsが、Beringea LLCがリードするシリーズDの投資ラウンドにて計1200万ドルを調達したと発表した。InContext Solutionsは2009年に設立されたスタートアップで、メーカーや小売業者向けにスーパーマーケットやレストランなどの店舗の様子を擬似的に体験できる3Dバーチャルシミュレーション・プラットフォーム「ShopperMX」を提供している。ユーザーは同プラットフォームを利用することにより、実際に店舗に行くことなく店舗ごとの商品レイアウトを試したり、ディスプレイのマーケティングや商品購入までのフローを確認できる。同社では今回の資金調達に合わせて「ShopperMX」にさらに注力するとのことで、今後新たな人材の獲得やサービスの欧州展開を行うとしている。