中国・北京に拠点を置くゲームディベロッパー兼パブリッシャーのOurpalm(掌趣科技)が、香港のスマートフォン向けソーシャルゲームディベロッパーのAnimoca Brandsに310万オーストラリアドル(約2.8億円)の戦略的投資を行うと発表した。Animoca Brandsはアニメやコミックなどの版権タイトルの開発を得意とするモバイルゲーム企業で、今年1月にオーストラリア証券取引所に上場している。同社はドラえもん、鉄腕アトム、ウルトラマンといった日本の作品のタイトルも提供しており、ジム・デイビスのコミック「ガーフィールド」を題材としたタイトルは累計4000万ダウンロードを突破する人気シリーズとなっている。今回の戦略的投資に伴い、Ourpalmの共同CEOの一人であるSteven Hu氏がAnimoca Brandsのボードメンバーに加わり、今後同社の中国本土市場への進出をサポートしていくという。