メディアスケープが運営する「Play,Doujin!」プロジェクトは、Windows向けゲーム開発用ライブラリ「DXライブラリ」をPS VitaとPS4に対応すると発表しました。「東方Project」をはじめとする同人ゲームをPlayStationプラットフォームで配信できるようにバックアップしている「Play,Doujin!」プロジェクトが、プロジェクトスタート1周年の節目に、ゲーム開発者向けの新たな試みとして、「DXライブラリ」のPS VitaおよびPS4対応を発表しました。「DXライブラリ」は、Windowsソフトの開発に必要となる「DirectX」やWindows関連プログラムが使い易くまとめられた「C++」用ゲームライブラリです。これにより、PCとC++言語によるゲーム制作におけるプログラマーの負担が大幅に軽減され、幅広いソフト開発に利用されてきました。これまでは、あくまでWindowsソフト向けのライブラリであった「DXライブラリ」ですが、ライブラリ管理人である山田巧氏が自らの希望で「Play,Doujin!」プロジェクトに参加。同プロジェクトの一環としてPS VitaとPS4への対応を進めていることが明らかになりました。「DXライブラリ」がPS VitaやPS4に対応することで、これまで「DXライブラリ」を使用して制作されたWindowsソフトが、より簡単にPlayStationプラットフォームに移植できるほか、Windowsソフトを作る感覚でPlayStationプラットフォーム向けソフトを新規製作できるようになるとのこと。プログラマーがよりゲーム開発の本質的な部分に集中できる環境構築を目指します。PlayStationプラットフォーム用「DXライブラリ」を使用するには、「Play,Doujin!」プロジェクトに参加する必要があります。詳しくは「Play,Doujin!」プロジェクト公式サイト(http://playdoujin.mediascape.co.jp/)をご確認ください。(C) Mediascape Co,Ltd. (C) 上海アリス幻樂団