『ドールズフロントライン2:エクシリウム』は、前作『ドールズフロントライン』から10年後の世界を描いたポストアポカリプス戦略シミュレーションRPG。前作と同様に開発は中国のMICA Team(SUNBORN Network Technology)が手掛け、グローバル版のパブリッシングはHaoPlay Limitedが担当しています。
本作では旧作のSDキャラ描写を一新し、ハイクオリティな3DCGキャラモデルを採用。さらに旧作の特徴である「銃器」やミリタリー要素を引き継ぎ、臨場感ある銃撃戦を演出しています。ストーリーは前作の続編ながら、バトルシステムも進化。前作のターン制バトルの魅力をそのままに、遮蔽物やギミック・地形を活用するバトルシステムに改良されました。また、シミュレーションRPGの定番をおさえつつ、ゲーム慣れしているユーザーなら初見でもスムーズに楽しめるよう工夫がされています。
本記事ではこの『ドールズフロントライン2:エクシリウム』について、特にマーケティング施策、マネタイズスキーム、そしてリリース後のランキング推移と今後の動向に重点を置いて深掘りしていきます。
この調査レポートは、スパイスマートが提供するスマホゲーム分析専門サービス「LIVEOPSIS(ライブオプシス)」会員向けに配信されているレポートのサマリーとなります。
調査は日本・中国・韓国や米国などグローバルの3市場向けにおこなわれ、毎月数種類のレポートとして会員向けに配信しています。
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リリース前後のマーケティング施策
高額なプレゼントキャンペーンを実施せず堅実に数を積み上げた事前登録

本作はグローバル版のリリース約5か月前からプロモーションを開始しました。2024年7月下旬より日本版公式Xアカウントの運用が開始され、公式サイトを公開。さらに「東京ゲームショウ2024」(2024年8月下旬開催)に出展し、コスプレイヤーを招待しての写真撮影やグッズ配布・試遊イベントを行いました。
リリース約70日前(2024年9月)には公式サイトで事前登録をスタートし、登録人数に応じて報酬が豪華になるキャンペーンを実施。リリース5日前には目標の500万人の登録を達成しています。
また、日本版公式Xではキャラクター紹介や声優インタビュー動画を公開するなどのプロモーションを実施。そのほかクローズドβテスト実施、リリース直前公式生放送、屋外広告といった昨今のリリース前の定番プロモーションは一通り実施しています。