米3Dプリンタメーカーの3D Systemsが、デスクトップ3Dプリンタ事業から撤退すると発表した。これに伴い、同社の個人向け廉価デスクトップ3Dプリンタ「Cube」シリーズの製造も停止される。「Cube」シリーズは、コンパクトなサイズとデザイン、999ドルという手頃な価格から人気のあった3Dプリンタで、これまでアメリカのオフィス用品チェーン「STAPLES」やAmazon.com、ほか世界各国の代理店にて販売されていた。しかし今回の決定により、同製品の製造は停止され、サポートサイト「Cubify.com」も1月31日をもって閉鎖となる。今後3D Systemsは個人向けのデスクトップ3Dプリンタ市場から撤退し、ビジネスユーザー向けのハイエンドな3Dプリンタの製造・販売に注力するとしている。
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