発端となったのは、GearboxとG2A.comが今週発表していた、『Bulletstorm: Full Clip Edition』のG2A.com限定エディションの存在。この発表を受けて、人気ストリーマーであるTotalbiscuitことJohn Bain氏は、自身のサイト上で、「今後Gearboxのゲームは扱わないことを決意した」と報告。G2A.comには、クレジットカード不正利用によって大量購入されたゲームキーが流通していることや、G2Aがその保険料を徴収していることを問題として挙げ、インディーデベロッパーやパブリッシャー、小売店に深刻な被害を与えているなどと訴えていました。
それによると、『Bulletstorm: Full Clip Edition』のSteam版発売までに、指定のスケジュールにそって、G2A Shieldの無料化(ユーザーが不正キーなどのトラブルにあった際に返金される保険サービス。現在は有料)や、コンテンツホルダーが不正キーを即座に削除できる機能の実装といった4項目にわたる要求を公約して実行しなければ、GearboxはG2A.comのサポートを中止し、契約も解消するという、強い姿勢の伺える内容になっています。