GTMFの幹事会社として、株式会社ウェブテクノロジとシリコンスタジオ株式会社の2社に加え、株式会社 CRI・ミドルウェア、マッチロック株式会社、株式会社モノビットの3社が新たに加わり、新体制としてスタートしたことが告知されました。
今年開催されるGTMF2018ではどのような変化がおきるのか、前回のGTMF運営委員 代表 大和智明氏に引き続き、今回はGTMFの開始当初から一緒に運営を担ってきたシリコンスタジオより、広報を担当している中野倫太郎氏にGTMF2018についてその意気込みを伺いました。

ーーーGTMF2018へ向けての意気込みや取組みについて教えてください
GTMFにおいて長年弊社は、業界各社への協賛依頼、集客のための告知活動などを中心に担ってまいりました。ただ、ここ数年はあまり運営面でご協力できていたとは言えず、プレスリリースやレポート制作などのパブリシティ活動に留まっていたのが実情です。新たに加わられた幹事会社3社と共にどのように盛り上げていけるかはまだ未知数ですが、昨年にも増してより良いGTMF2018にできればと考えています。
GTMFの魅力は各社の展示ブースやセッションにあるかと思います。GTMF2018に向けての新たな「みどころ」は?
注目していただきたいのは、リアルタイムでのグローバルイルミネーションを提供する「Enlighten」です。昨年のGTMF2017では「Enlighten」について主に紹介に留まっていたところがありますが、今年はさらに踏み込んだ内容を予定しております。


「YEBIS 3」とともに、「Enlighten」も採用いただける企業様が着実に増えております。「Enlighten」については弊社内でも12月から新たにEnlighten事業部を設置し、会社を上げて取り組んでおりまして、サポートの充実など安心してご利用いただける体制を整えております。
日本国内だけではなくアジアからも多くの問い合せをいただくようになりまして、採用事例が増えてまいりました。今年のGTMF2018では、採用事例のご紹介にも焦点をあて、ご来場されるみなさまには昨年にも増してご満足いただけるような内容を予定しております。特にUE4やNintendo Switchタイトルでの採用ケースが増えており、興味がある企業様には是非ともGTMF2018のシリコンスタジオブースにて、その目でご確認いただければと思っております。
ーーー他にはどのような展示を予定されていますか
AIを使ってプレイヤーの行動予測を行う「YOKOZUNA data」です。これは是非ともGTMF2018にエンジニアだけではなくマーケティングやプロデューサーの方々にも足を運んでいただき、内容に触れてもらいたい商品です。
ーーープレイヤーの行動予測とはどういった内容になるのでしょうか
AIの機械学習を利用して、モバイルゲームやMMOゲームなどの領域において、正確かつ高いデータ分析能力を活かし、プレイヤーがどのくらいゲームを続けるか、いつ頃ゲームを離脱する(遊ばなくなる)か、どのようなアイテムがいつ頃ほしくなるか(リコメンド)、などの様々な行動予測をするエンジンです。

ーーーゲーム開発側でもプレイヤーの行動予測というフィードバックによって、プレイヤーへ新しいゲーム体験が提供できるようになるソリューションとして利用できるわけですね。
はい。その他ハイエンドなレンダリングエンジン「Mizuchi」はゲーム以外の分野にも広がっており、かなり成熟してまいりました。また「YEIBS 3」の新しいラインナップも予定しており、これら全てを含めて、是非ともGTMF2018にて多くの方にお越しいただき、最新の商品に触れてもらいたいと願っております。
ーーーありがとうございました。

世界でも最高レベルのクオリティを誇るポストエフェクトやグローバルイルミネーション、ハイエンドレンダリングエンジンの他、AIを活用した新しい商品などの強みを持つシリコンスタジオ。GTMF2018を通して多くのゲーム・アプリ開発会社が持つ強みを組合せて、最高のユーザー体験へと誘うコンテンツがたくさん生み出されそうです。
※Nintendo Switchは任天堂株式会社の商標です。
※Unreal Engine、UE4は、米国およびその他の国と地域における Epic Games, Inc. の商標または登録商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。