『Gears of War』などで知られるクリフBことCliff Bleszinski氏は、過去に同氏が率いたスタジオBoss Key Productionsについて、Instagram上で考えを述べました。Boss Key Productionsは、2014年に一度引退を仄めかしたクリフBが設立したスタジオ。『LawBreakers』(2017)と『Radical Heights』(2018)の両タイトルの不振により2018年に閉鎖しました。投稿では、「スタジオが閉鎖して以来、どうすればもっと上手くやれたか、そのことで頭を悩まし続けてきた」とし、「『オーバーウォッチ』発表時に大幅に方針転換する、あるいは独自性のあるアイデアがあれば、彼らの一人勝ちにはならなかっただろう」と振り返っています。また、ジェンダーや多様性についての同氏の理念が押しつけがましくなっていたことにも言及し、プレイヤーが面白いと感じるかどうかは二の次になっていたとも。何らかの実績を残している会社やスタジオが政治理念を表明することは肯定しつつ、実績がないにもかかわらず政治理念を押し付けてしまったことについて後悔の念を明かしています。同投稿の全文はこちら(リンク先英語)から確認できます。またクリフBは同投稿の中で、彼のゲーム業界での経験をまとめた回顧録を執筆中であると明かしています。
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