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新型コロナウイルスの影響により開催が延期された「GDC 2020(Game Developers Conference 2020)」ですが、主催者Informa Techは同イベントが「GDC Summer 2020」として現地時間8月4日から6日にかけて開催となることを発表しました。
「GDC Summer」はユニークなGDC体験となるものの、従来と同じレベルの専門家主導の講演と、8月5日と6日に行われるフリースタイルのエキスポショーフロアを維持。カンファレンスプログラムは質の高い技術コンテンツ、会話と繋がりを育むための価値あるラウンドテーブルディスカッションで構成されます。
また、各団体や組織はメインイベントとともに会議や集会を開催するため現地のスペースを申請し、SIGミーティング、非営利のボードミーティング、ローカルミーティング、コミュニティ専門家によるオフィスアワー、ポートフォリオレビュールーム、ポッドキャストの録音などが行えます。
この新たなコミュニティーパートナーシッププログラムにより、GDCはこれまでスペースの制約で未開拓だった業界に手を伸ばせるとのこと。一方でスポンサーシップパッケージは他の業界イベントと比較して、より実施しやすいようデザインされているそうです。
現時点では先行きが見えない新型コロナウイルスの影響。GDCチームは「GDC Summer」および「GDC 2021」以降のイベントがすべての人にとって安全で魅力的なものになるよう、引き続き保健当局からの最新情報を監視すると伝えています。