2022年1月22日、ソニー・ピクチャーズ・クラシックスは、Twitterにて映画「A Winter's Journey」の世界的な配給権利取得を報告しました。
映画「A Winter's Journey」は、フランツ・シューベルト作曲「冬の旅」をモチーフとした、1812年のバイエルンを舞台に、恋に破れた詩人のロマンチックで壮大な物語を描くアニメーション映画です。本作では実写、CG、手書きアニメを融合させた手法で、制作にはPS4向けゲームクリエイティブプラットフォーム『Dreams Universe』が使われるとのこと。

『Dreams Universe』は、過去にミュージックビデオ制作にも使われるなど、クリエイトツールとして、ゲームだけに留まらない多様性を見せてきました。現段階でどのような形で使われるかは不明なものの、『Dreams Universe』が長編映画製作で使われるのは今回が初となります。
本作は、オスカー賞にノミネートしたアニメ映画「ゴッホ 最期の手紙」のアニメーション作家を製作陣として迎え、6月からポーランドにて撮影を開始します。

また、サウンドにはバリトン歌手のアンドレ・シュエン氏や、ピアニストのダニエル・ハイデ氏が参加するとのことです。