SIEベンドスタジオのロバート・スティーブン・モリソン氏はTwitterにて、『The Last of Us Part I』の発売に対し「金目当て」とする批判に反論しました。
モリソン氏は『God Of War (2018)』『Injustice 2』『バイオハザード7』のほか、『The Last of Us Part I』に携わった3Dアニメーターです。同氏は様々なスタジオに在籍したことがあり、直近ではソニー・インタラクティブエンタテインメントが擁する「PlayStation Studio」の一つ、Visual Artsから同社のベンドスタジオに異動し、現在ではシニアスタッフ・アニメーターを務めています。
一方、2022年6月に発表された『The Last of Us』のフルリメイク版『The Last of Us Part I』ですが、海外掲示板Redditなどでは一部ユーザーから“価格が高すぎる”として「金目当て(Cash grab)」との批判が寄せられる結果に。Visual Arts在籍時、シネマティック・アニメーターとして本作に関わっていたモリソン氏は、これらの批判に対し「(ゲーム価格の)価値が見合うかは各個人の主観による」として、「欲しいかどうかは自分で決められるだろう」と反論しました。
なお同氏が“ソニーの下で働いているから擁護しているのでは”と嫌疑をかけられた際は、「私はプレイステーション、Xbox、任天堂のゲーム機を持っているほか、PCでもゲームを遊んでおり、全てのプラットフォームをサポートしている」と、今回の発言が贔屓によるものでないことを強調しました。
※UPDATE(2022/07/11 14:11):ロバート・スティーブン・モリソン氏のlinkedinページより、同氏がVisual Artsにて『The Last of Us Part I』の開発に2022年6月まで関わっていた(現在では別のSIE傘下スタジオに在籍)ことが判明したため、見出し並びに本文を修正しました。また、『The Last of Us Part I』と『The Last of Us』の表記についても修正しています。コメント欄でのご指摘ありがとうございました。