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デベロッパーLeague of Geeksは、今年8月よりSteam早期アクセスを実施していたローグライト宇宙船コロニーシム『Jumplight Odyssey ~ジャンプライトの冒険~』の開発を無期限に停止すると発表しました。
運営コストの維持ができない状態に
1970年代のスペースオペラアニメに影響を受けた本作は、宇宙船を修理・改造し、資源やクルーを管理しながら銀河系のはるか彼方にある神秘の新天地を目指すという作品。日本語にも対応しており2024年第3四半期の正式リリースを予定していたものの運営コストの急激な増加や豪ドル/米ドルの為替レートの悪化、早期アクセスの売上不振、業界全体で前例のない資金調達チャンスの減少などにより運営コストの維持ができない状況に陥ってしまったとのことです。
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最終パッチの配信を予定
現在League of Geeksは最終パッチ(v0.3.1)の開発に取り組んでおり、可能な限り完成に近い体験を届けることを目標に、v1.0で保留していた機能をいくつか取り入れることも計画しているそうです。本作の販売は継続されるとのことで、League of Geeksは今後もし状況が整えば「絶対にプロジェクトを再開する」と諦めない姿勢を見せています。さらなる詳細は開発アップデートやFAQに掲載されています。
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『Jumplight Odyssey ~ジャンプライトの冒険~』は3,400円でSteam配信中。なお、本作の開発停止はLeague of Geeksの他のプロジェクトである『Solium Infernum』(現地時間2024年2月14日リリース予定)や『Armello』(リリース済み)には影響しないと伝えています。