Steamストアページが一部仕様変更。バンドル埋もれ防止のピン止めやSNSリンクの強化、DLC依存関係表示の改善などさらなるユーザーと開発者とのWin-Winの改良へ | GameBusiness.jp

Steamストアページが一部仕様変更。バンドル埋もれ防止のピン止めやSNSリンクの強化、DLC依存関係表示の改善などさらなるユーザーと開発者とのWin-Winの改良へ

Steamのストアページがまたも改善。ユーザー・開発者ともにわかりやすいWin-Winな変更が加わります。

市場 デジタル流通
Steamストアページがまたもや改良
  • Steamストアページがまたもや改良

2024年9月14日、ValveはSteamストアページの開発者向けカスタマイズオプションを強化し、ストアページの利便性をより高めるアップデートを行った開発者向けブログで報告しました。

バンドル表示やSNSリンクの強化、DLC依存関係の表示改善など多くのアップデートが実装

今回の第1の改善点として挙げられているのが「バンドル表示順のピン止め」です。現在はひとつのストアページに複数の「バンドル」が表示されている場合、バンドルの収益順に表示されますが、その表示順を開発者側でカスタマイズすることができます。この機能によって、お得な新規バンドルを作ったのはいいものの、今までのバンドルに埋もれてしまう……といったことを開発者は避けることができるようになり、なおかつユーザーは新たなお得なバンドルに注目できるとあって、これはWin-Winな改善といえるでしょう。

次なる改善点はSNSリンクへの強化です。現在のSteamのストアページには開発者のYouTube・X・Discord・Facebookへのリンク機能が用意されていますが、このSNSリンクに対応先が増えました。具体的なSNSはReddit・Instagram・Tumblr・Tiktok・QQ・Bilibili・weibo・Telegram・LinkedInなどで、主に欧米・そして中国の開発者にとっては待望の機能と言えそうです。



同一パブリッシャー・開発者の作品を一覧表示する「More from」項目にも手に入り、「開発者が同じだがパブリッシャーが違う」作品などもこの項目で一括表示できるようになりました。これもまた開発者としては自らの作品の露出機会を増やし、プレイヤーは同一デベロッパーの作品が分かりやすくなるWin-Winな変更といえます。

Steamのゲームの中には、DLCが複雑な依存関係(あるDLCを動かすためには別途他のDLCが必要など)を構成しているものもありますが、この依存関係にあるDLCをまとめて購入する機能も追加されています。この機能も製作者・ユーザーともにわかりやすいWin-Winな機能といえるでしょう。また製作者側のDLC管理機能も強化されており、DLCのリスト化が今まで以上に容易になったとのことです。



なおこれらの機能実装に伴い、以前より予告されていたストアページの各種説明欄に埋め込まれたリンクの無効化処置の実行は9月上旬から10月15日へ延期されるということです。本アップデートの詳細は、Steam開発者向けブログの公式記事でご確認ください。


《ずんこ。@Game*Spark》

この記事の感想は?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

人気ニュースランキングや特集をお届け…メルマガ会員はこちら