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2024年12月18日、ゲーム調査会社GameDiscoverCoはSteamにおける2024年の「販売本数」および「売上額」トップ20を発表するニュース記事を公開しました。
2024年は口コミで売れたインディーゲームが多数。しかし売上高となるとAAAタイトル強し
同記事で発表された、Steamにおける「販売本数」のトップ20は以下の通りです。
黒神話:悟空
パルワールド
Helldivers 2
Chained Together
Path of Exile 2
Liar's Bar
Supermarket Simulator
Enshrouded
マナー・ロード
Buckshot Roulette
Warhammer 40,000: Space Marine 2
Balatro
ドラゴンズドグマ 2
EA Sports FC 25
Hades II
TCG Card Shop Simulator
Deep Rock Galactic: Survivor
S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl
Ghost of Tsushima Director's Cut
Call of Duty: Black Ops 6
記事内では「口コミでヒットしたタイトル」として、4位の『Chained Together』、6位の『Liar's Bar』、10位の『Buckshot Roulette』の名が挙げられています。いずれも配信・多人数プレイ向けゲームであり、おそらく配信者から口コミでヒットしたのであろうと思われます。
7位にランクインした『Supermarket Simulator』のフォロワーである16位の『TCG Card Shop Simulator』に触れ、「店舗運営シミュレーション」というニッチなジャンルが配信者にとって魅力的なのだろうと伝えています。
また、5位の『Path of Exile 2』は集計開始からわずか11日でのランクインという点も驚きを持って受け入れられています。
なお、上記の売上本数トップ20のゲームはすべて100万本以上売れており、上位4作は500万本以上、上位14作は200万本以上の売り上げ(そして時間が経てば、もっと売り上げは伸びるだろう)と記事は伝えています。
次に、Steamにおける「売上額」のトップ20は以下の通りです。
黒神話:悟空
パルワールド
Helldivers 2
Warhammer 40,000: Space Marine 2
ドラゴンズドグマ 2
Path of Exile 2
EA Sports FC 25
Call of Duty: Black Ops 6
ドラゴンボール Sparking! ZERO
S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl
マナー・ロード
Ghost of Tsushima Director's Cut
Enshrouded
グランブルーファンタジー リリンク
Hades II
鉄拳8
ペルソナ3 リロード
ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者
Gray Zone Warfare
Farming Simulator 25
「売上額」のランキングではトップ3こそ「売上本数」と同じく不動なものの、一転してインディーゲームや先述の口コミでのヒット作、配信者向けヒット作がほとんど姿を消し、『ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者』『Gray Zone Warfare』『Farming Simulator 25』など、売上本数でトップ20にわずかに届かなかったという高価格帯のゲームがランクインしています。「売上額」という視点で見ると、インディーゲームや配信者向けにバズったゲームは各種AAAタイトルに届かないケースが多いようです。
同記事では、他にもPS/Xbox/ニンテンドースイッチ向けのプレイヤー数の多いソフトトップ20の予想なども公開されています。興味のある方はそちらもご覧ください。