サイバーエージェントが発表した2015年度の通期業績(2014年10月~2015年9月)は、売上高2543億円(前年同期比23.9%増)、営業利益327億円(47.4%増)といずれも過去最高を更新しました。うち、ゲーム事業は売上高689億円(35.8%増)、営業利益159億円(88.63%増)と全体を牽引しました。全体に占める割合は売上高で27%、営業利益で48%でした。好調なゲーム事業は今期から、一部がAmeba事業に分類されていたものを統合し新たなセグメントへと変更されます。足元の業績は好調で、今期は営業利益200億円を目指します。『戦国炎舞-KIZNA-』『ジョーカー~ギャングロード~』『グランブルーファンタジー』『ドラゴンクエストモンスターズスーパーライト』といったヒット作がある同社ですが、今期は新たに『夢王国と眠れる100人の王子様』や『アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ』が人気を集めました。ゲーム事業の強みとして同社では「高い運用力」「Cygamesのヒット率の高さ」「ノウハウのグループ横展開」を上げています。全社では今期は売上高3000億円(17.9%増)、営業利益280億円(投資育成事業を除けば横ばい)を目指し、特にスマホで見る無料テレビを目指すAbemaTV(テレビ朝日との共同出資)に70億円程度の先行投資を行うとしています。
サイバーエージェント子会社、X(旧Twitter)運営企業とパートナーシップ締結 アニメのグローバル展開強化へ 2025.4.1 Tue サイバーエージェントの子会社の米国法人CyberAgent America(…