オバマ大統領は、ニューヨークで行われた全米有色人地位向上協会(NAACP)100周年記念のスピーチで以下のように発言。
“(アフリカ系アメリカ人の親たちに対して)私たちの子供が学校で良い成績を残しているとは言えず、子供が帰宅してもうまくサポートができていない。子供たちの長所を伸ばすために、我々は自らの責任を受け入れなければならない。これは、Xboxを片づけて子供たちを遅過ぎない時間にベッドに寝かせることを意味している。これは、保護者面談に参加し、本を読んで聞かせ、宿題を一緒に手伝うことを意味している。
またこれは、彼らの目標を高くすることも意味している。すごい(バスケの)ジャンプや、いかす(ラップの)フロウができると思っている子供もいるかもしれないが、全ての子供たちが次のLil WayneやLeBronになるのを望ませるわけにはいかない。私は彼らにバスケ選手やラッパーだけでなく、科学者や技術者や医者や教師になりたいと望むようになってほしい。私は彼らに最高裁判事になることを志望してほしい。私は彼らにアメリカ大統領になることを志望してほしい。”
実際のスピーチ映像。大統領はPS3ファンだった!とかいうおバカRemixもさっそく登場…
この発言について、海外ゲーマーからは「PS3やWiiならいいのか」「テレビゲームを総称する意味でXboxと言っただけ」「一晩中子供にゲームさせるのは確かに問題」など様々な意見が。Epic GamesのCliff Bleszinski氏も「大統領、Xboxを嫌うのはやめてくれ」とTwitterでつぶやいています。
また、AP通信の記事では、オバマ大統領の発言内容について、マイクロソフト自ら正式にコメントをしています。
“マイクロソフトは、家族が一つになって子供がメディアを安全に使用し、健康で安定した生活を送るべきだ、というオバマ大統領に賛同します。Xbox 360は、保護者が子供のために時間制限を設定したり、ゲームやビデオの利用制限ができる唯一のゲーム機です。”
オバマ大統領は医療関係の場で行われたスピーチでも同様の発言をしていました。
(ソース: THE WALL STREET JOURNAL: What Did the Xbox Ever Do to Obama?, イメージ: deviantART: darkknightstrikes)