『モンスターハンター』『ロストプラネット』『デッドライジング』『戦国BASARA』と次々にヒット作品を連発するカプコン。その原動力の一つに京セラのような「アメーバ経営」ならぬ「アメーバ開発体制」が挙げられると東洋経済が伝えています。一般的なゲーム開発現場が、タイトル毎にプロデューサーを頂点としてプログラマ、サウンド、ビジュアルなどの数十〜数百のメンバーで構成されるチームになっているのに対して、カプコンの場合はそれぞれの職種を含んだ10名未満の小さなユニットを約120構成し、1人のスタッフが複数のユニットに参加、タイトルの開発状況によってこのユニットを柔軟に配置して制作を進めていくそうです。企画、収支分析、本開発、メディアミックス展開、と各段階に応じて必要なユニットが追加されていき、成功ノウハウを迅速に様々なタイトルに展開できる仕組みになっています。また、「MTフレームワーク」の存在により、複数ラインでの開発が容易になっています。加えて、周次で採算管理を徹底し、収益力の高い体制を構築しているとのこと。カプコンは2002年/03年と連続して赤字になったことから組織の改革に乗り出し、2002年8月からこのような体制に一新し、成功を収めているということです。ある程度の規模があることが前提にはなりますが、一つの方法論として興味深いところです。
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