スズキは21日に開幕した「大阪モーターサイクルショー2025」で、カプコンの人気格闘ゲーム『ストリートファイター6』とコラボレーションした『GSX-8R Tuned by JURI』を一般公開。3月7日にコラボが発表されるやSNSを中心に話題となり、X(旧Twitter)では300万いいねを超える“バズり”を記録。リアルに実車を見ることができるとあって、会場でも注目を集めている。
「GSX-8R Tuned by JURI」はスズキのスポーツバイク『GSX-8R』に人気キャラクター「JURI(ジュリ)」と作中に登場するバイクのイメージを反映させたもの。ジュリのトレードマークである蜘蛛模様をカラーグラフィックに採用し、アグレッシブな印象を演出。パープルとブラックをベースに、ピンクをアクセントに散りばめたデザインは、未来的な雰囲気も醸し出す。また、キャラクターの特徴である左目の“風水エンジン”をエンジン上に表現するなど、ユーモアも感じさせるデザインに仕上がった。

ベースとなっている「GSX-8R」は幅広いユーザー向けに、毎日の移動からツーリングまでの利便性を両立した軽量で扱いやすい800ccクラスのモデルとして開発されたスズキの新世代バイク。エンジンは、775ccの2気筒エンジンを搭載、「スズキクロスバランサー」を採用することで、振動を抑えながら軽量・コンパクト化を実現している。先進的でシャープなスタイリングは評価も高く、今回のコラボで改めてその魅力に注目が集まっている。
「GSX-8R Tuned by JURI」そのものは非売品のコンセプトモデルだが、「自分もこの仕様にしたい」など、カラーやスタイリングをカスタマイズの参考にしたいというファンも多いほか、「このために免許取ってもいい」など新規バイクファン創出にもつながっているようだ。

スズキは大阪モーターサイクルショー2025で、「スズキオシフェス」をテーマに話題の新モデル『DR-Z4S』と『DR-Z4SM』の日本初公開をはじめ、最新の2025年モデルを多数並べる。