任天堂ホームページにて先日行われた「任天堂カンファレンス2010」での質疑応答が公開されました。ニンテンドー3DSには2GBのSDメモリーカードが同梱されることが決定したのは先日お伝えした通り。容量が足りなくなったら別個用意することでメモリ不足が解消できる訳ですが、本体に保存領域がどれくらいあるのか気になります。この疑問に岩田社長が返答しています。それによると、ニンテンドー3DS自体にストレージ(NANDメモリ)自体は搭載されるものの、主にシステム用に使われるとのこと。岩田社長は「今回はSDカードを差し替えれば、まるで本体の記憶容量が増えたように、そこにソフトが記録できて、ちゃんとそこから直接起動できるといったことを意識した設計をしています」と回答。現在のニンテンドーDSiは、SDメモリーカードにソフトをコピーして保存することが出来ますが、直接起動することは出来ませんでした。ニンテンドー3DSにSDメモリーカードが必然として同梱される理由はここにありました。SDカードからコンテンツを取り扱う事でコピー問題などの発生が懸念されますが、「そこの完成度はしっかり上げて世に問いたい」と岩田社長。不正対策もばっちり対応するようです。 他にはバッテリーの持ち時間についても触れられています。「いつの間に通信」や「すれちがい通信」など、従来のニンテンドーDSより通信する頻度が多くなることから、そこはやはり今より頻度高めに充電する必要があるようです。
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