バンダイナムコゲームスとNECは、横浜みなとみらい21地区(横浜市西区)で、日産の電気自動車(EV)『リーフ』2台を使って約250人が参加する国内最大規模のカーシェアリング実証実験を2011年1月から開始する。実験は、総務省から受託した「スマート・ネットワークプロジェクト」の一環。屋外実験チームである「EVサポートネットワーク」で、EV走行情報の見える化を目指し、街中でEVの活用を支える通信規格の標準化を目的としている。実験では、EVの充電状態や位置情報をセンターが管理し、一般参加者は携帯情報端末やパソコンで情報が確認できる環境を提供する。参加者は、EVの試乗や充電体験を通じて、EVカーシェアリングサービスを体感してもらう。実験から得られたデータは、スマート・ネットワークプロジェクト傘下のEサポートネットワークグループで管理。充電インフラ整備や効率的な車両運行管理のために必要な情報通信サービス基盤の整備・標準化を進めていく。バンダイナムコゲームスとNECは、実験への一般参加者を12月20日からウェブサイトで募集する。
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