バンダイナムコホールディングスは石川祝男社長による年頭所感を発表しました。リスタートプランを実施し、組織再編や事業再構築を行ってきましたが、所感の中では「明るい風がグループに吹いてきつつあるのを感じている」としています。2010年のバンダイナムコグループは、スピードあるグループへの変革と収益力向上と財務体質の強化を目的に、リスタートプランを実施しました。組織再編や効率化など様々な施策にグループとして取り組んだ結果、その効果が徐々に現れ始めています。事業面では残念ながら海外は苦戦しましたが、トイホビー、コンテンツ、アミューズメント施設の各事業からヒット製品・サービスなどの多くの明るい話題を発信することができました。 2011年は現在進行中の中期経営計画の最終年度です。中期経営計画に基づく戦略推進やリスタートプランの実施、そして何よりも皆さんの頑張りにより、明るい風がグループに吹いてきつつあるのを感じています。 今のバンダイナムコグループは、次のステップまでもう少し、もうひとふんばりという大事な局面を迎えています。気をゆるめたり、攻めやチャレンジを怠ることは禁物です。2011年は、グループ社員全員がもうひとふんばりする勝負の年です。豊富なコンテンツや幅広い事業分野、スピードというバンダイナムコグループが本来持つ強みを存分に発揮し、さらに強いグループとなることを目指しましょう。 我々をとりまく環境は、いつどのように変化しても不思議ではありません。しかし変化は新しい何かが生まれるチャンスでもあります。事業においても、日々の業務においても、良い意味で既存概念や習慣にこだわらず、スピーディに攻めとチャレンジを続けてください。そして我々が展開するのはエンターテインメントです。後を向いても何も生まれません。是非楽しんで仕事をして下さい。 株式会社バンダイナムコホールディングス代表取締役社長 石川祝男
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