10日から発生している東日本大地震の影響で関東から東北地方にかけての発電能力が大幅に低下し、東京電力は14日から地域を区切って順次送電を行わない輪番停電を実施すると共に、大口の需要者に対して消費量の削減を要望しています。これを受けてゲームメーカーでもオンラインゲームの運営を一時中止する企業が出ています。スクウェア・エニックスは『ファイナルファンタジーXIV』および『ファイナルファンタジーXI』において、暫定的に本日13日19時より一週間のサービスを停止しました。プレイオンラインも利用できなくなります。この期間中はパスワードの再発行や解約、個人情報の確認が必要な業務も実施しないとのこと(つまり運営するサーバーを全て落とすものと思われます)。対応として4月の料金を無料にするとしています。コナミもプレイステーション3向けのオンラインゲームとして運営している『メタルギアオンライン』の運営を一時停止すると発表しました。サービスの再開時期は追って告知するとしています。NHN Japanは既に様々なチャリティー活動を進めていますが、運営するゲームポータル「ハンゲーム」においても、節電への協力として18:00〜19:00を節電時間帯としてゲームの利用制限を行います。今後は被災地への電力供給などの状況を鑑みて時間を検討していくとのこと。また、現状サービス停止を予定していないオンラインゲーム事業者においても、カプコン(モンスターハンターフロンティアオンライン)やネクソンなど、停電の実施によりサービスが中断される可能性があると告知しています。また各社とも、週明けにかけてサポートの中断や遅延があるとしています。