愛知県警は、任天堂の家庭用ゲーム機Wiiを改造し、違法の海賊版ソフトを使用できる状態にして販売したとして、商標法違反の容疑で愛媛県の33歳の男性を逮捕しました。男性は「小遣い稼ぎでやった」と容疑を認めています。愛知県警千種署によると、男性は中古のWiiを5,000円前後で購入し、内蔵プログラムを書き換えて海賊版ソフトがプレイできる状態に改造。インターネットオークションを通じて1台20,000円前後で販売し、昨年11月から今年9月までに200台ほどを販売。約450万円ほどの売上があったとみられています。逮捕容疑は商標法違反。任天堂が有する「Wii」という登録商標を違法で使用して販売した罪に問われることになります。任天堂は2008年に、カプコン、スクウェア・エニックス、セガ、バンダイナムコゲームスなどソフトメーカー54社と共同で、違法複製ソフトが起動可能となるいわゆる「マジコン」の販売業者を不正競争防止法に基づいて提訴。また、正規ソフトの起動時に警告メッセージを表示させるなど、海賊版や違法改造などを排除する姿勢を強く見せています。直接罪に問うことが難しい本体の改造行為ですが、それを販売することは犯罪行為となります。また、海賊版や違法ソフトの蔓延を助長し、ゲームメーカーに大きな損害を与える行為となりかねません。ネットオークションなどで見かけても、決して安易に購入したりせず、サイトへの通報などをぜひ心がけて下さい。
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