『Rift』『End of Nations』『Defiance』などで知られるMMOメーカーのTrion Worldsは将来的な上場も視野に入れていると同社CEOのLars Buttler氏がロイター通信に対して述べています。同社はこれまでタイム・ワーナーやコムキャストほか様々なベンチャーキャピタルから総額約1億ドルを調達し潤沢な資金で成長を続けています。米国内のレッドウッドショアーズ、オースティン、サンディエゴの3箇所に拠点を持ち、従業員数は500名を超えています。同CEOは「既に上場できる体制は整いつつある」としながらも、大型のIPOを複数控えている市場環境は厳しいという認識。ただし、「利益体質になっている」という『Rift』を擁している同社は更なる飛躍のためには上場は必要な通過点と認識しているようです。また、上場による資金の獲得や知名度の向上は準備を進めているデベロッパー向けのゲームプラットフォーム「Red Door」(コードネーム)の成功にも寄与するものになりそうです。