Venture Beatが伝えるところによれば、2D仮想空間「Habbo Hotel」を運営するフィンランドのSulakeが、今後はクロスプラットフォームに注力するという。「Habbo Hotel」は全世界150ヶ国以上からユーザーが集う世界最大のPC向け仮想空間。1ヵ月につき1000万人以上のユニークビジターが訪れ、のべユーザー数は2億人を突破している。同サービスは2009年にFacebook版をリリースし初めてクロスプラットフォームに着手。またiPhone向けのアバターコミュニティ「Bobba bar」をリリースした。また昨年末から今月にかけてiPhone向けアクションゲーム『Lost Monkey』と『Niko』を相次いでリリース。同社の新CEOのPaul LaFontaine氏(元Playdom VP)によれば、ユーザーにプラットフォームを横断して楽しんでもらうことが今後のSulakeの重要な焦点と捉えているとのことで、iPhone向けのネイティブアプリにもHabbo Hotelとの連動機能や特典などを追加していく予定とのこと。