米サンフランシスコに拠点を置く3D仮想空間のスタートアップReal5Dが、シリーズA投資ラウンドにてベンチャーファンドのDoubleRockらから計120万ドルの資金調達を行った。Real5Dはハンガリー人のBalazs Farago氏が設立した建設関係社向けの3D視覚化技術を提供する企業。建設前の建物を間取り図に基づいて3D仮想空間化し、さらに黒いアバターで歩き回れるようにするサービスを提供している。主に完成前の建物のプレゼンテーションに利用されており、建物自体どの角度からも見られるほか、家具などのオブジェクトを置いてよりリアルに見せることもできる。また床や壁のテクスチャを切り替えて建材を検討したり、ボイスチャットを使い仮想空間内でミーティングをすることもできる。