CEDECでは今年も「CEDEC CHALLENGE」と題して誰でも参加できる企画が幾つか用意されています。その一つが昨年好評だった「ペラ企画コンテスト」です。その名の通り、A4用紙一枚だけ15秒で内容が理解できる企画を競うコンテスト。A4用紙一枚に収まれば書式は不問。プロ・アマ問わず、自由な企画をぶつけることができます。今年のテーマはオリンピックにちなんで「男女同時」となりました。残念ながら募集は初日で締め切られましたが、メインホールへと通じるパシフィコ横浜1階のコンコースでは投稿された企画が並べられ、多くの人が足を止めています。また全ての企画はウェブサイト(http://peracon.cedec-speaker.jp/contests)でも閲覧が可能。良いと思った企画に対しては一般ユーザーからの投票もできます。ここの応援は最終審査にも影響するかも、とのこと。投稿されている企画は「男女同時」というテーマに沿って、男女での協力や競争をテーマにしたものが多く見られます。男女ということで、恋愛やデート、夫婦といったコンセプトが目につきます。A4一枚という限られたスペースでの企画提案という形ですが、どの企画も個性的で尖っていて、似た内容は殆ど見受けられません。良いゲームは企画書一枚で表現できる、というのを感じさせてくれます。最終日の17時50分からは本企画を担当した遠藤雅伸氏らによる「CEDEC CHALLENGE: PERACON2012〜今年もガチバトル〜ペラ企画コンテスト結果発表」というセッションが開催。優勝作品が決定します。
成熟する日本のゲーム開発者コミュニティ・・・CEDECとDiGRA JAPANとIGDA日本、3者の方向性と役割の違いをキーマン三人が語る 2012.9.14 Fri 長く閉鎖的で横の繋がりに欠けると言われてきた日本のゲーム業…