Viberは世界で約3億人の登録ユーザーを持つスマートフォン向けメッセージングアプリで、東南アジアなどの新興国を中心に人気があり、今年2月に楽天株式会社により買収されたことも話題となった。
greatfire.orgによれば、遮断はまだ完全なものではないが、現在中国本土からviberの公式サイトにアクセスすることができなくなっており、アプリは起動するものの、新規にメッセージを送信したりユーザー登録することができなくなっているとのこと。
中国政府では本土の国民が海外のソーシャルメディアやメッセージングアプリアクセスしないよう検閲システム「グレートファイアウォール(金盾)」を使用しており、Googleのサービス全般やFacebook、Twitterをはじめ、今年に入ってからも新たに日本のLINEや韓国のカカオトークを遮断している。
[Breaking News] Viber blocked in China https://t.co/oRTOyZPnQZ
? GreatFire.org (@GreatFireChina) October 30, 2014