任天堂は、「Wii U 本体機能 Direct」で「Miiverse」の詳細を発表しました。Miiverseは同じソフトを遊んでいる人が意見を交換したりコミュニケーションをとったりする場です。今回のNintendo Directでは、『NewスーパーマリオブラザーズU』を例にMiiverseを実際に使ってみた様子が映像で放映されました。青年が『NewスーパーマリオブラザーズU』で、なんとかお題をクリアしたものの金メダルが取れなくて悔しかったという感想をMiiverseに投稿。それに対し他のユーザーから様々なアドバイスや共感、イラスト付きのコメントなどが寄せられるといった一連の流れが説明されました。共感できるコメントには「そうだね」ボタンを押すことでその意思を示すこともできたり、コメント内容で気の合いそうな人だと思った人は「フォロー」することができるなどSNSのような使い方が可能です。フレンドやフォローした人は「みんなの活動」という場でチェックすることができ、フレンドコードを登録したユーザーとは非公開のダイレクトメッセージを送ることも可能になります。また、ネタバレに対しての対策のことにも触れられており、投稿者自らが「ネタバレである」と申告し設定することが出来るほかにも、投稿者以外が「これはネタバレである」と判断し通報できる機能も搭載。通報が一定数たまると自動的にネタバレに設定されるようになっています。一人で遊んでいる時でも同じゲームを遊ぶ誰かとのつながりを感じることの出来る新しい仕組みとなっているとのことで、これはシステムレベルで統合されMiiverseは全てのWii Uのゲームで使用出来るようになるということです。これは、専用のプログラムを組むことでゲーム中にも取り入れるソフト作り事が可能とのことで、例えば『NewスーパーマリオブラザーズU』ではゲーム中にも他のプレイヤーが投稿したコメントが表示されるようになっています。何度もミスをしてしまった場合、「今の気持ちをMiiverseで投こうしてみませんか?」と表示され、ここに投稿したコメントは同じ箇所でミスをしたプレイヤーの画面にも表示されるようになっています。ミスをした場合以外にも凄いプレイが出来た時など様々なシチュエーションでコメントを共有することが可能になっています。時には、「今の気持ちを川柳にしてMiiverseで投こうしてみませんか?」など一風変わったお題が出ることもあるとのことです。『Nintendo Land』では、ゲームプレイ後の他にもニンテンドーランドプラザと呼ばれる広場でもコメントを投稿することが可能、言語が違っても手書きメッセージが使えるので様々な国の人とコミュニケーションを取ることが可能になるとの事です。このように、Miiverseは一人で遊んでいる時でも多くの人と一緒にプレイしている気持ちを体感することが可能になっています。(C) 2012 Nintendo