昨年夏には新型ハードOuyaが登場し、クラウドファンディングサイトKickstarterにて850万ドルもの資金獲得に成功したことで大きな話題となりましたが、このOuyaと同様のAndroidベースゲームハードGameStickがKickstarterに登場し、早くも開始1日にて目標額の10万ドルを突破しています。このGameStickはAndroidベースのスペックを持つ小型ハードとなっており、コントローラー含めポケットに入るサイズながらHDMI端子を持ち、1080pのフルHD解像度に対応しているという代物となっています。開発はゲームやテレビ業界での長い経験を持つというJasper Smith氏が率いる米国カリフォルニアの会社PlayJam。価格は79ドルとなっており、今年4月には一般購入者向けに出荷が開始される予定です。プレイが可能となるゲームについては現時点では明らかにされていませんが、およそ200のAndroid向けタイトルで既に動作が確認されており、フリーミアム含む平均コスト数ドルほどのゲームが登場していくだろうとPlayJamは紹介しています。公式サイトからは各種スペックやイメージが確認可能です。プロセッサー:Amalogic 8726-MXメモリ:1GB DDR3/8GB NAND Flash接続:HDMIWiFi:802.11 b/g/nBluetooth:LE 4.0O/S:Android Jelly Bean(Android 4.1)コントローラー:Bluetooth対応、ゲームパッド/マウス/キーボードモードを搭載、最大4つのコントローラー接続をサポート安価に購入でき手軽に遊べるHDTV対応のゲームハード、またAndroidベースのOSを搭載することでデベロッパーの参入が容易になるというコンセプトを打ち出しているGameStick。価格設定や出荷時期を見ても、2013年4月に99ドルで発売されるOuyaを強く意識していることは明白ですが、GameStickのプロジェクトは1年前となる2012年1月に発足したことが強調されています。なおGameStickと比較して20ドルほど高いという価格位置になったOuyaですが、こちらはソフトウェアのroot化やハードウェアの分解が許容されており、イーサネットポートやUSB2.0出力などの機能、またVEVOやTwitch.tvといったマルチメディアサービスなど、GameStickには無い機能やサービスも多数存在しています。
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