クロスプラットフォーム開発ソリューションのMarmaladeは、RADツールである「Marmalade Quick」(Windows/Mac)を新たにリリースしたと発表しました。これによりGUI環境で強力なデスクトップシミュレーターを使ったデバック、シングルクリックでのパッケージ作成、デバイス展開などが可能となります。MarmaladeはC/C++もしくはHTML5でプログラミングを行うことで、iOS/Android/Windows Phone/BlackBerry/Windows/Mac/スマートテレビなど様々なプラットフォームにゲームやアプリを提供できるソリューション。新たに登場した「Marmalade Quick」を用いれば更に迅速な開発を実現できます。また、上記言語に加えてLuaにも対応します。「Marmalade Quick」はソースコードも提供され、Marmaladeせず開発者による自由な拡張が可能。Marmaladeはこれまでに『Cut the Rope』『Plants vs Zombies』『Draw Something』などのスマートフォン向けの人気カジュアルゲーム、『Call of Duty World at War: Zombies』『Need for Speed Shift』『ウイニングイレブン』などの本格的なモバイルゲームの開発に採用された実績があります。同社CTOのティム・クロス氏は「Marmaladeは従来から数多くの優れた2Dゲームやアプリ開発に活用されてきましたが、その多くがC++プログラマーによって開発されたものです。Marmalade Quickによって、実績のあるクロスプラットフォーム対応ツールのMarmaladeがさらに広範なプログラマーによって活用できることを嬉しく思います。Marmaladeはアプリ開発者に効率的なアプリ開発手法の選択肢を提供することを目指しており、従来のC++及びHTML5に加え、今回Marmalade QuickでLuaスクリプト言語対応を追加することでその選択肢をさらに広げることになります」と述べています。
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