スマートフォン向けアクションパズルゲーム『Angry Birds』(アングリーバード)はシリーズ累計ダウンロード数17億を突破し、世界中で人気を集めている大ヒット作だ。フィンランドのRovio Entertainment Ltd.(ロビオ・エンターテイメント)が産み出した本作のキャラクターは、今や世界一有名な「鳥」と言えるまでに成長を遂げた。この『Angry Birds』のキャラクターが日本市場に本格進出する。このほど東京・渋谷にロビオ・エンターテインメント日本事務所が設立され、アンティ・ソンニネン氏が代表に就任した。日本でも人気のゲームのキャラクターグッズやアニメなどを幅広く展開することを目指す。第1弾として、3月9日からは、はずれなしのキャラクターくじ「みんなのくじ Angry Birds」を全国のローソンや書店にて発売開始した。くじの価格は1回500円。A賞からF賞までのいずれかが当たる仕組みで、全13種類のグッズを用意している。Rovioは日本市場での本格的な活動開始について、「より多くの人にAngry Birdsの世界を楽しんで欲しい、幅広いPR活動を行っていく」としている。とりわけ今回の発売開始したくじは日本独特のマーケティング手法であり、全世界が注目していると話す。今後も、関連商品の充実、アニメーション、マンガ出版など、幅広いエンタテインメントを展開するという。ソーシャルゲームで人気のキャラクターの認知度拡大を目指す。『Angry Birds』は、2009年12月にフィンランドのRovio EntertainmentがiPhone)向けに開発したアクションパズルゲーム、その後Android版、PC版も開発され、シリーズ累計ダウンロード数は全世界で17億を超える。3月11日にはキャラクターが活躍するアニメ作品『Angry Birds TOONS』も発表されたばかりだ。2016年夏には3DフルCGアニメーション映画『Angry Birds』の公開も予定されている。今後はゲームだけでなく、映画やキャラクターの活躍も期待される。
セガサミーの上期は高進捗で折り返し、『龍が如く』『ソニック』『メタファー』と大型タイトルが続く下期に期待【ゲーム企業の決算を読む】 2024.11.29 Fri 下期は『ソニック × シャドウ ジェネレーションズ』(2024年10…