スペイン・バルセロナに拠点を置くソーシャルゲームディベロッパーのAkamonが、ファースト・ラウンドにてベンチャーキャピタルのAxon Partners GroupとBonsai Venture Capitalから計280万ユーロ(約3億6500万円)の資金調達を行った。Akamonは2011年7月に設立されたソーシャルゲームディベロッパーで、敢えてFacebookではなく、スペイン向けのプラットフォーム「Mundijuegos」やフランス向けの「Mundijeux」、ブラジル向けの「Ludijogos」、ベネズエラ向けの「Mundijuegos」、アルゼンチン向けの「Mundijuegos」とそれぞれの国ごとに独自のポータルサイトをオープンしてソーシャルゲームを提供し、固定ファンを獲得した上でFacebookに参入するという手法を取ってきた。現在同社ではギャンブルをモチーフとしたタイトルを多数手がけているが、会社名からも分かるように”日本っぽい”のが特徴で、どれもデザインやキャラクターが日本風のPOPでかわいらしい作風となっている。現在同社では南欧と南米に多くのユーザーを有しているが、今回調達した資金によりさらに両市場でのマーケティング活動に注力し、新たな人材も獲得するとしている。