デジタルハリウッド大学は、7月20日と21日に「PlayStation Mobile GameJam 2013 Summer」を開催しました。「PlayStation Mobile GameJam 2013 Summer」は、PlayStation Mobile向けのゲームを48時間かけて即席のチームで制作を試みるGameJamで、参加者間のコミュニケーションから、新鮮な発想力や開発のノウハウを共有し、これまでにないアイデアを生み出す場となることを目指しています。今回のGameJamでは、SCEが協賛企業となり、SCEの専任チームが開催協力はもちろんのこと、技術サポートを行いします。また、PCでインディーズゲームを専門に扱うPLAYISM(http://www.playism.jp/)の伊藤雅哉氏も大阪から駆けつけ、運営側として参加。両社の個人開発やインディーズデベロッパーに対する熱意を感じました。気になるテーマは、SCEの浅野剛史氏より発表。そのテーマは「Warm App 心温まるゲーム」というもので、感情的な暖かさや物理的暖かさなど、個々の価値観により面白いゲームが生れそうです。参加者は約50名で、そのほとんどが一般参加者。ゲーム制作歴0年の人もいれば、現役クリエイターやメーカーの社長まで幅広い参加者が見受けられます。チームはプログラマー、アーティスト、企画の様に、自分が担当する役割ごとにバランス良く振り分けられ、1チーム4〜5人の計8チーム。さらにSCEもチームを決定して参加。即席のチームなため、まずは自己紹介から始まります。その後彼らは、身振り手振りで説明したり、ブレインストーミングをしたりしてチームと情報を共有し発展せていきました。【開催スケジュール】■7月20日(土曜)10:00 主催挨拶、イベント案内事項説明 チーム発表、テーマ発表10:10 ゲーム制作スタート18:00 中間発表I■7月21日(日曜)11:00 中間発表II16:00 ゲーム制作終了 審査開始17:00 完成発表※実際の進行具合により前後する可能性があります。運営陣にお話を伺ったところ、皆共通して個人開発者やインディーズデベロッパーと「もっと交流したい」「サポートしたい」「コミュニティを広げたい」という思いがあるようで、それの中心にいるのがハードホルダーであることに関心し、「もっともっと尖ったゲームが世の中に出る」可能性が高まることに興奮を覚えました。その興奮は、まさに今作られている作品に対しても同じで、今回開発された作品は、イベント終了後にPlayStation CertifiedデバイスやPS Vita上にアセットとして引き継ぎ可能なため、どのような作品が生まれるのか非常に気になります。1日目の途中ではまだ計画段階なだけに、実際に作業している場面には遭遇できなかったものの、 PlayStation Mobile向けに開発をするためUnityが使えず、アニメーション ソフトウェア「Maya」の使用を計画しているチームを始め、既にチームに特色が出ていたのでなおさらです。なお、残念なことに中間発表Iには立ち会えなかったのですが、2日目のレポートも予定していますのでお楽しみに。
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