8歳以下の子どものうち、5人に1人がなんらかのモバイルデバイスを毎日使用していることが海外調査で明らかになりました。海外サイト「Mashable」が伝えるところによると、これは子どもが毎日どんなメディアに接しているかを調査したもので、2013年5月〜6月の期間8歳以下の子どもを持つ1463組の両親を対象に行われました。うち、最も多かったのは本(読み聞かせ含む)で、全体の60%を占めており、それに続いてテレビが58%。それらと比べるとずっと数字は低くなるものの、タブレットやスマートフォンなどのモバイルデバイスが4番目に多く、17%という結果になりました。さらに興味深いのはビデオゲームの割合で、携帯ゲーム機が7%、据置ゲーム機が6%と、モバイルデバイスと比べてもかなり少ない数字となっています。調査結果本(読み聞かせ含む) 60%テレビ 58%DVD 18%モバイルデバイス 17%コンピューター 14%携帯ビデオゲーム機 7%据置ビデオゲーム機 6%電子ブック 4%この調査で、現在の多くの子どもたちが初めて接するゲームはスマホアプリで、ビデオゲーム機よりもスマホやタブレットなどの方がより身近なものになりつつあるということがうかがえます。調査対象が8歳以下ということもあり、直感的な操作が可能なゲームの多いスマホアプリが遊びやすいということもありそうですが、ビデオゲーム機の存在は昔ほど大きくないようです。なお、ニンテンドー2DSはこの年齢の子どもを主な購買対象にしており、モバイルデバイスではじめて触れた子どもたちを、どれだけビデオゲーム機のユーザーとして取り込めるかが注目されるところです。