MMD研究所は、「子供のスマートフォン利用に関する実態調査」を行い、その結果を発表しました。「子供のスマートフォン利用に関する実態調査」は、スマートフォンを所有している0歳〜6歳までの子を持つ20代〜40代の女性513人を対象に行ったインターネット調査です。有効回答数は、513人。調査期間は、2013年12月16日〜12月18日です。本調査では、子供と一緒に遊んだことがあるアプリのジャンル、子育て支援アプリの利用などについて調査しています。「あなたはお子さんと一緒にスマートフォンを使って遊んだことはありますか?」という質問をしたところ、約半数が、スマートフォンを使って子供と一緒に遊んでいるということがわかりました。内訳は、「よく使っている」が13.8%、「時々使っている」が32.9%となり、46.7%の人がスマートフォンを使って子供と一緒に遊んでいることになります。使わないを見てみると、「あまり使わない」が19.7%、「使わない」が33.5%となっています。また、「子供が早い時期からスマートフォンに触れることに対してどのように思っているか」についての調査では、「やや反対」が47.4%、「反対」が22.0%となっており、合計すると69.4%が反対しているという結果になりました。次に、「一緒に遊んでいるアプリのジャンル」についての調査結果です。子供と一緒にスマートフォンを使っていると回答した341人を対象に調査をしたところ、1位が「子ども向けのゲームアプリ(56.9%)」、2位が「動画アプリ(35.5%)」、3位が「知育アプリ(31.4%)」となりました。◆子供と一緒に遊んでいるアプリのジャンル・1位:子ども向けのゲームアプリ(56.9%)・2位:動画アプリ(35.5%)・3位:知育アプリ(31.4%)・4位:絵本アプリ(21.4%)・5位:お絵かきアプリ(21.1%)・6位:大人向けのゲームアプリ(16.7%)・7位:写真アプリ(14.7%)・8位:音楽アプリ(11.1%)・9位:教育アプリ(8.2%)・10位:スポーツアプリ(1.8%)子育て支援アプリ、健康・成長記録アプリの利用率調査では、89.7%が「子育て支援アプリ」を利用、94.0%が「健康・成長記録アプリ」を利用しているという結果になり、約9割がこうしたアプリを利用しているということがわかりました。今回の調査から、親子でスマートフォンを利用することがメジャーになってきているものの、多くの母親が、早い時期から子供がスマートフォンに触れることに反対していることがわかります。一方、子供はスマートフォンに興味を抱いているようで、「子供がスマートフォンを使ったおもしろエピソード」として、「ずっとガラケーで生活していたら、スマホにしてよと言ってきた」「スマートフォンを耳に当ててもしもしと言いながら、ごっこ遊びをしている」などの回答が寄せられたようです。(C) 2006-2013 MMD LABO. All Rights Reserved.